特許
J-GLOBAL ID:200903084597070882

車両用インタンク式燃料ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-297380
公開番号(公開出願番号):特開平8-158978
出願日: 1994年11月30日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】【目的】ポンプ停止時において多量に発生したベーパを排出する。【構成】ポンプ室に配設されたインペラの回転により、ポンプ室の燃料流路12aを通過する燃料が昇圧される。燃料流路12aには、ポンプ駆動時にある程度まで燃料が昇圧される位置に第1のベーパ排出孔(ポンプ駆動時用ベーパ排出孔)20が形成されている。また、吸入通路15の開口よりも僅かに下流側の位置には、前記第1のベーパ排出孔20よりも通路面積の大きい第2のベーパ排出孔(ポンプ停止時用ベーパ排出孔)21が形成されている。つまり、第2のベーパ排出孔21は、ポンプ駆動時において正圧域で且つ昇圧が殆どない位置に設けられている。第2のベーパ排出孔21は、ベーパの浮力によりベーパ排出が可能であるようにその通路面積が設定されている。
請求項(抜粋):
車両の燃料タンク内において燃料中に配置され、ポンプ室を形成するポンプハウジングと、前記ポンプハウジングの下側に形成され、一端がポンプ外部に開口すると共に、他端が前記ポンプ室に開口する燃料吸入通路と、前記ポンプ室内に配置され、回転により前記燃料吸入通路から燃料を吸入すると共に昇圧して吐出するためのインペラと、前記ポンプハウジングに設けられ、一端が外部に開口すると共に他端がポンプ室における燃料昇圧部位に開口するポンプ駆動時用ベーパ排出孔と、前記ポンプハウジングに設けられ、一端が外部に開口すると共に他端がポンプ室に開口し、且つ通路面積が前記ポンプ駆動時用ベーパ排出孔の通路面積よりも大きいポンプ停止時用ベーパ排出孔とを備えることを特徴とする車両用インタンク式燃料ポンプ。
IPC (2件):
F02M 37/20 ,  F02M 37/10

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