特許
J-GLOBAL ID:200903084598980149

動力伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野本 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-260936
公開番号(公開出願番号):特開2003-074585
出願日: 2001年08月30日
公開日(公表日): 2003年03月12日
要約:
【要約】【課題】 動力伝達装置にトルクリミッタ機能を与えることにより、回転軸12のロック等による過負荷の発生を防止する。【解決手段】 エンジンからの駆動力により回転するプーリに設けられたアウターリング15に、外周側へ向けて凹んだ第一係合凹部15a及びそれより外周側まで凹んだ非係合凹部15bが円周方向交互に形成され、アウターリング15の内周側にあって回転軸に設けられたハブ16に、内周側へ向けて凹んだ第二係合凹部16aが第一係合凹部15aと対応して形成され、変形可能なブッシュ17が第一及び第二係合凹部15a,16aの双方と円周方向に係合している。設定値を超えるトルクが作用した時にブッシュ17が潰されることにより第一係合凹部15aから非係合凹部15bへ移動し、これによってアウターリング15とハブ16との間の連結が遮断される。
請求項(抜粋):
駆動側回転体(14)に設けられた駆動側係合部材(15)と、この駆動側係合部材(15)の内周側にあって回転軸(12)に設けられた従動側係合部材(16)と、前記駆動側係合部材(15)と従動側係合部材(16)との間に介在された変形可能な伝達子(17)とを備え、前記駆動側係合部材(15)に外周側へ向けて凹んだ第一係合凹部(15a)及びこの第一係合凹部(15a)よりも外周側まで凹んだ非係合凹部(15b)が円周方向交互に形成され、前記従動側係合部材(16)に内周側へ向けて凹んだ第二係合凹部(16a)が前記第一係合凹部(15a)と対応して形成され、前記伝達子(17)が前記第一及び第二係合凹部(15a,16a)の双方と円周方向に係合しており、設定値を超えるトルクが作用した時に前記伝達子(17)が前記駆動側係合部材(15)と従動側係合部材(16)との間で潰されることにより前記第一係合凹部(15a)から前記非係合凹部(15b)へ移動することを特徴とする動力伝達装置。
IPC (2件):
F16D 9/00 ,  F16F 15/12
FI (2件):
F16D 9/00 Z ,  F16F 15/12 S

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