特許
J-GLOBAL ID:200903084600464765

低濃度二酸化炭素の回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内田 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-035074
公開番号(公開出願番号):特開平5-228326
出願日: 1992年02月21日
公開日(公表日): 1993年09月07日
要約:
【要約】【目的】 40vol%以下の低濃度のCO2 含有ガスを原料として90vol%以上の高濃度ガスを高い回収率で得ることのできるPSA法を使用したCO2の回収方法を提供しようとするものである。【構成】 2塔式のPSA減圧向流パージ法と4塔式のPSA並流パージ・減圧回収法を組み合わせたCO2 の回収方法であって、第2段吸着塔の並流パージ工程から流過するガスを第2段吸着塔の吸着工程、又は、第2段吸着塔の向流復圧工程に戻し、必要に応じて、第2段吸着塔の吸着工程から流過するガスを、第1段吸着塔の吸着工程に戻すことを特徴とするCO2 の回収方法である。
請求項(抜粋):
CO2 吸着剤を充填した吸着塔を2段に使用して、40vol%以下の低濃度CO2 含有ガスからCO2 を回収する方法において、第1段吸着塔では(1)上記ガスを相対的に低温、高圧で供給してCO2 を吸着させ、随伴する難吸着性ガスを塔の後方部より回収する吸着工程と、(2)吸着工程終了後の吸着塔前方部から減圧し、次いで上記難吸着性ガスの一部を向流に導入してCO2 濃度を40vol%以上に減容濃縮して回収する工程とを、交互に切り換えて連続的にCO2 を回収し、次いで、第2段吸着塔では(3)上記減容濃縮されたCO2 含有ガスを相対的に低温、高圧で供給してCO2 を吸着させ、随伴する難吸着性ガスを塔の後方部より回収する吸着工程と、(4)吸着工程終了後の第2の吸着塔の前方部から高度に濃縮されたCO2 含有ガスを並流に流過して塔内に残留する難吸着性ガスを塔外に放出する並流パージ工程と、(5)並流パージ工程終了後の第2段吸着塔の前方部から減圧して高度に濃縮されたCO2 含有ガスを回収する減圧回収工程と、(6)減圧回収工程終了後の吸着塔に向流にガスを流して復圧する工程とを、交互に切り換えて連続的に高濃度のCO2 を回収するとともに、第2段吸着塔の上記(4)の並流パージ工程から流過するガスを上記(3)の吸着工程、又は、上記(6)の向流復圧工程に戻すことを特徴とする圧力スィング吸着法によるCO2 の回収方法。
IPC (2件):
B01D 53/04 ,  C01B 31/20

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