特許
J-GLOBAL ID:200903084602986602

イオントラップ質量分析計の高質量分解走査の方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 澄夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-136728
公開番号(公開出願番号):特開平7-085836
出願日: 1994年05月27日
公開日(公表日): 1995年03月31日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 高分解四極子イオントラップ質量分析計を使用する方法を開示する。【構成】低速走査率を使用し不必要なイオンのトラップを除くことによって高分解能を達成し、周知の質量の基準混合物を使用し、対象のイオンサンプルがトラップから放出されるのとほぼ同時に基準イオンを放出するために第2の補助AC二極電圧を使用することによって正確な質量較正を達成する。トラップ内の空間電荷は一定に保たれ、質量軸の主ソースの不安定性を除く。イオン化中、広帯域の補助双極子電圧をイオントラップに印加、不必要なイオンを除く。イオン化時間の一部で、広帯域信号をイオントラップにサンプルイオンのみを残すために構築し、残り時間でイオントラップにサンプルおよび基準イオンの両方を残すために構築する。イオン化時間の両部分の相対的な長さを調節して、イオントラップの全空間電荷をサンプルイオン濃度の変化に逆らわずに一定に保つ。
請求項(抜粋):
四極子イオントラップ質量分析計を使用する方法であって、(a)対象の範囲のイオンがイオントラップ内に安定的に保持されるように、前記イオントラップ内にトラッピング場を確立させる工程と、(b)前記イオントラップにサンプル混合物を導入する工程と、(c)前記イオントラップに基準混合物を導入する工程と、(d)サンプルイオンおよび基準イオンが前記イオントラップ内にトラップされるように、前記サンプル混合物および前記基準混合物をイオン化する工程と、(e)第1および第2の補助AC双極子電圧を前記イオントラップに印加する工程と、(f)前記基準イオンが前記第1の補助AC双極子電圧によって前記イオントラップから共鳴的に放出され、前記サンプルイオンが前記第2の補助AC双極子電圧によって前記イオントラップから共鳴的に放出されるように、前記イオントラップを走査する工程とから成る、ところの方法。
IPC (2件):
H01J 49/42 ,  G01N 27/62
引用特許:
審査官引用 (4件)
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