特許
J-GLOBAL ID:200903084603302413

トリメリット酸エステル無水物類の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧野 逸郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-189707
公開番号(公開出願番号):特開平8-053436
出願日: 1994年08月11日
公開日(公表日): 1996年02月27日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】特殊な設備を用いることなく、溶剤の繰り返し使用も可能であって、従来の処方に比較して、工業的に有利であり、しかも、反応の選択率も高いトリメリット酸エステル無水物類の製造方法を提供する。【構成】脂肪族ケトン類と芳香族炭化水素類とからなる混合溶剤中にて、アミン類触媒の存在下、無水トリメリット酸ハライド類と一般式(I)HO-Z-OH(I)(式中、Zは少なくとも1つの芳香環を含み、2つの水酸基が共に芳香環に結合している2価の芳香族炭化水素基を示す。)で表わされるジヒドロキシ芳香族化合物とを反応させて、一般式(II)で表わされるトリメリット酸エステル無水物類を製造する。好ましくは、得られた粗製品を脂肪族ケトン類などの溶剤から再結晶することによって、結晶性粉末として、高純度のトリメリット酸エステル無水物類を得ることができる。
請求項(抜粋):
脂肪族ケトン類と芳香族炭化水素類とからなる混合溶剤中にて、アミン類触媒の存在下、無水トリメリット酸ハライド類と一般式(I)HO-Z-OH(I)(式中、Zは少なくとも1つの芳香環を含み、2つの水酸基が共に芳香環に結合している2価の芳香族炭化水素基を示す。)で表わされるジヒドロキシ芳香族化合物とを反応させることを特徴とする一般式(II)【化1】(式中、Zは上記と同じである。)で表わされるトリメリット酸エステル無水物類の製造方法。
IPC (3件):
C07D307/89 ,  B01J 31/02 102 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-208279

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