特許
J-GLOBAL ID:200903084604630104
エンジンのバルブタイミング制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大浜 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-220793
公開番号(公開出願番号):特開平5-059914
出願日: 1991年08月31日
公開日(公表日): 1993年03月09日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 電磁コイルを使用し、ハブ部材とアドバンシングプレートとを相対回動させてエンジンのバルブタイミングを変更する制御装置において、電磁コイルへの通電時の電力消費量の節約を図る。【構成】 外周面に軸方向に傾斜した位相可変溝を有するアドバンシングプレート5と、カムシャフト2側に連結すると共にアドバンシングプレートと係合する傾斜片を有するハブ部材4と、ハブ部材の傾斜片の傾斜面とアドバンシングプレートの位相可変溝の傾斜面とを相対的に摺動移動させクランクシャフトとカムシャフトとの回転位相を変更する電磁コイルとを備えるエンジンにおいて、ハブ部材の傾斜片の傾斜面とアドバンシングプレートの位相可変溝の傾斜面間に作用する軸方向の力をクランクシャフトとカムシャフトとの回転位相の変更途中位置では小さく、他方変更完了位置では大きくすることによって、バルブタイミング変更過程及び変更終了後の通電量を少なくした。
請求項(抜粋):
外周面に軸方向に傾斜した位相可変溝を有するアドバンシングプレートと、カムシャフト側に連結されているとともに上記アドバンシングプレートの上記位相可変溝と係合する傾斜片を有するハブ部材と、該ハブ部材の上記傾斜片の傾斜面と上記アドバンシングプレートの位相可変溝の傾斜面とを相対的に摺動移動させることによってクランクシャフトとカムシャフトとの回転位相を可変ならしめる電磁コイルとを備えてなるエンジンにおいて、上記ハブ部材の傾斜片の傾斜面と上記アドバンシングプレートの位相可変溝の傾斜面との間に作用する軸方向の力を上記クランクシャフトとカムシャフトとの回転位相の変更途中位置では小さく、他方変更完了位置では大きくなるようにしたことを特徴とするエンジンのバルブタイミング制御装置。
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