特許
J-GLOBAL ID:200903084605428015

ディスク再生装置とその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-139181
公開番号(公開出願番号):特開平9-320188
出願日: 1996年05月31日
公開日(公表日): 1997年12月12日
要約:
【要約】【課題】 従来のディスク再生装置においては、ディスクモータに与えるトルク指令に対するゲインが一定つまり一定の増幅度を持ったドライブ回路でディスクモータにドライブ電流を流してCLV制御を行っているが、ゲインの固定値を大きく設定すると発熱問題が深刻化し、小さく設定するとトルク不足によるCLV制御時間の増大が発生するという課題があった。【解決手段】 本発明は、ディスクモータ36の現在の回転数Nと目標回転数NT との差が大きい(しきい値Nth以上の)場合は、ディスクモータ36に高トルクを発生させるためにトルク指令のゲインを上げてドライブ電流の値を大きくし、逆に、上記差が小さい(しきい値Nth未満の)場合には、ディスクモータ36の発生トルクを絞るためにトルク指令のゲインを下げてドライブ電流の値を小さくする。これにより、全体的な発熱量が従来方式とほぼ同等でありながら、全体的なCLV制御時間を短縮することが可能となる。
請求項(抜粋):
ディスクを線速度一定で回転して再生するディスク再生装置において、前記ディスクを駆動するディスクモータと、前記ディスクモータの回転数を検出する回転数検出手段と、前記ディスクモータに対するトルク指令を発生するトルク指令発生手段と、前記トルク指令発生手段より発生したトルク指令を設定されたゲインで増幅して前記ディスクモータに与えるゲイン可変増幅手段と、前記回転数検出手段により検出された回転数と目標回転数との差に基づいて、前記ゲイン可変増幅手段に最適なゲインを設定するように制御する制御手段とを具備することを特徴とするディスク再生装置。
IPC (2件):
G11B 19/28 ,  G11B 19/247
FI (2件):
G11B 19/28 B ,  G11B 19/247 R

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