特許
J-GLOBAL ID:200903084615164202

シリンダの緩衝装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-082231
公開番号(公開出願番号):特開平6-300011
出願日: 1993年04月08日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【目的】 ストロークエンドにおける緩衝を短時間で確実に行い得ることが可能なシリンダの緩衝装置を提供すること。【構成】 ピストン2がストロークエンドに近づくと、まず、主として絞り量が最小の第1の絞り通路2aから大量のエアが絞り作用を受けながら排出される。そして、その絞り通路が無効化されると、次に絞り量の大きい第2の絞り通路19から、より大きな絞り作用を受けながらエアが排出される。そして、最後に絞り量が最大の第3の絞り通路20からエアが排出され、エアは大きな絞り抵抗を受ける。従って、最大通路断面積の第1の絞り通路2aから大量のエアが絞り作用を受けながら排出されるため、緩衝に要する時間を短時間にできる。第3の絞り通路20でのみエアの排出が行われる際には、シリンダケース1内には小量のエアしか残っていないので、ピストン2はバウンドすることがない。
請求項(抜粋):
ピストンがストロークエンドに近づいたときに、絞り通路を介して排気を行うことによりピストン移動に対して緩衝作用を付与するシリンダの緩衝装置において、絞り通路を少なくとも3通路設け、前記ピストンがストロークエンドに近づくにしたがって、絞り通路が順次無効化されるように、各絞り通路を配置したことを特徴とするシリンダの緩衝装置。

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