特許
J-GLOBAL ID:200903084615447794

ろう付けされる多層金属管を製造する装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中平 治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-269219
公開番号(公開出願番号):特開平7-178448
出願日: 1994年09月28日
公開日(公表日): 1995年07月18日
要約:
【要約】【目的】 ろう付けされる多層金属管を製造する従来の装置を改良して、簡単な構造で出力を著しく増大する。【構成】 ろう付けされる多層金属管を製造する装置Gは、平らな条片状金属帯を間隙付き管を経て最初はろう付けされない多層管体RKまで段階的に塑性変形する複数の成形ロール対24,25を持つている。多層管体RKは、予熱区域ZV及びその下流に続く白熱区域ZGとそれに続く冷却区間32を持つ導電加熱区域Zの互いに軸線方向に離れて設けられる接触ロール24,25;28,29を持つ給電個所P1,P2を通過する。多層管体RKの周りに係合する成形ロール24,25は、加熱区域Zの始端にある第1の給電個所P1である上流の第1の接触ロール対も形成する。第1の接触ロール対24,25の下流に設けられる第2の接触ロール対28,29は、第2の給電個所P2及び加熱区域Zの終端を形成し、第1の接触ロール対24,25より大きい周速度を持つている。冷却区間32の下流に設けられる管送り装置Fは、第2の接触ロール対28,29の範囲における管送り速度に関係して調節可能である。
請求項(抜粋):
間隙付き管を経て最初はろう付けされない多層管体までの途中において、平らな条片状金属帯を段階的に塑性変形するため複数の成形ロール対を持つロール装置が設けられ、管体がその周りに係合する成形ロール対の断面の面内で孔型心金いわゆるフロートを包囲し、このフロートが管の送り方向に関して下流を向いて、間隙付き管から出されて固定的に保持される引き棒に取付けられ、軸線方向に互いに間隔をおいて設けられて接触ロール対を持つ導電加熱区域の給電個所が、予熱区域とその下流に続く白熱区域とを持ち、この白熱区域に冷却区間が続き、この冷却区間に管送り装置が続いているものにおいて、ろう付けされない多層管体(RK)及びフロート(22)の周りに係合する成形ロール対(24,25)が、上流に設けられて加熱区域(Z)の始端を形成する第1の給電個所(P1)を持つ第1の接触ロール対も形成し、第1の接触ロール対(24,25)の下流に設けられて第2の給電個所(P2)及び加熱区域(Z)の終端を形成する第2の接触ロール対(28,29)が固有の駆動装置(45)を備え、かつ第1の接触ロール対(24,25)より大きい周速度を持ち、管送り装置(F)の送り速度が、第2の接触ロール対(28,29)の範囲における管送り速度に関係して調節可能であることを特徴とする、ろう付けされる多層金属管を製造する装置。
IPC (2件):
B21C 37/08 ,  B23K 3/04

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