特許
J-GLOBAL ID:200903084636248180

多層構造の癒着防止剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 高岡 亮一 ,  加藤 清志
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-529907
公開番号(公開出願番号):特表2009-506861
出願日: 2006年07月14日
公開日(公表日): 2009年02月19日
要約:
本発明は、多層構造の癒着防止剤に関し、特に、疎水性の生分解性、生体適合性高分子を電気紡糸法により形成したナノ繊維構造の基材層と、前記基材層の表面に親水性の生体由来高分子をコーティングして形成した高分子層とからなることを特徴とする、多層構造の癒着防止剤およびその製造方法に関するものである。 本発明による癒着防止剤は、従来のゲル、溶液、スポンジ、フィルム、不織布形態の癒着防止剤の問題点であった組織および臓器に対する付着性、柔軟性、物理的強度、操作容易性(折り曲げの容易性)、操作時の形態変形、生体適合性などを改善することにより、癒着防止性能を向上させ、使用者の使用便利性を確保できると同時に、ナノ繊維構造を有しており、血液および細胞の浸透や移動を遮断することで、癒着防止性能を向上させ、傷の治癒を促進することができる。さらに、折ったり巻いても破れたり壊れることなく、小さな手術器具による操作や移動が可能で様々な外科手術に容易に適用することができ、操作が便利で、体内の異物反応を最小化することができる。
請求項(抜粋):
a)疎水性の生分解性、生体適合性高分子からなるナノ繊維構造の基材層と、 b)親水性の生体由来高分子からなる高分子層と、 を含むことを特徴とする多層構造の癒着防止剤。
IPC (1件):
A61L 15/44
FI (1件):
A61L15/03
Fターム (37件):
4C081AA02 ,  4C081AA12 ,  4C081AA14 ,  4C081BA16 ,  4C081BB02 ,  4C081BB06 ,  4C081CA081 ,  4C081CA111 ,  4C081CA151 ,  4C081CA161 ,  4C081CA191 ,  4C081CA201 ,  4C081CA231 ,  4C081CA241 ,  4C081CA251 ,  4C081CD011 ,  4C081CD012 ,  4C081CD052 ,  4C081CD062 ,  4C081CD072 ,  4C081CD082 ,  4C081CD111 ,  4C081CD112 ,  4C081CD121 ,  4C081CD122 ,  4C081CD152 ,  4C081CD172 ,  4C081CD20 ,  4C081CD23 ,  4C081CD31 ,  4C081CE04 ,  4C081DB05 ,  4C081DC02 ,  4C081DC03 ,  4C081DC06 ,  4C081EA03 ,  4C081EA06
引用特許:
出願人引用 (15件)
  • 米国特許第6,599,526号
  • 米国特許第6,685,956号
  • 米国特許第6,689,374号
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審査官引用 (7件)
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