特許
J-GLOBAL ID:200903084640917045

対話装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 高野 明近 ,  三谷 浩 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-112008
公開番号(公開出願番号):特開平11-305985
出願日: 1998年04月22日
公開日(公表日): 1999年11月05日
要約:
【要約】【課題】 ユーザに対する応答をより円滑に現実に即して適用することを目的とし、対話を円滑に進めるように自律的、積極的にユーザに対する応答を行い、人工エージェント側から積極的に対話の流れを制御するユーザへの応答(相槌)を生成する装置を提供する。【解決手段】 入力手段11では、ユーザの入力音声パワーの対数に定数をかけユーザの状態として出力し、それを受ける応答生成手段12に、人工エージェントが作る相槌を打ちたい気持の変化がこのユーザの状態と一致する時、両者の感情の盛り上がりが一致するとし、話を良く聞くため相槌を打たず、相槌を打ちたい気持を上昇させ相槌生成欲求を大きくし、欲求が大きくなるか、ユーザの発話が弱くなると出力手段13で相槌を打たせ、相槌を打ちたい気持を減少させるという状態を作る関数をもつ。この動作により人工エージェントが自律的にユーザの発話状況も考慮して相槌を打つことができる。
請求項(抜粋):
ユーザにより発せられた音声から得た音声特徴をユーザの状態として入力する入力手段と、ユーザとの対話を行う人工エージェントの状態を表すパラメータを前記入力手段からの入力を少なくとも一要素に入れて求め、そのパラメータの状態変化により増減する値に応じてユーザに対する応答を生成する応答生成手段と、該応答生成手段で生成された応答を音声および画像の少なくとも一方によりユーザに対して表現する出力手段を備える人工エージェントによる対話装置において、前記応答生成手段は、前記パラメータの値の増大に伴いその絶対値が所定の増大値をとり、かつ負の値をとる関数を関数1とし、前記ユーザの状態を表す値と前記パラメータの時間微分の差の変化に伴い所定の値をとる関数を関数2とした場合、該関数1と該関数2の和が前記パラメータの二階微分に等しい微分方程式で表される状態関数を作成し、該状態関数による前記パラメータの時間微分が負の時に、ユーザに対する人工エージェントの応答を生成し、該パラメータの時間微分の絶対値に応じた大きさで出力することを特徴とする対話装置。
IPC (6件):
G06F 3/16 320 ,  G06F 3/16 330 ,  G06T 11/80 ,  G10L 3/00 551 ,  G10L 3/00 571 ,  G10L 9/00 301
FI (6件):
G06F 3/16 320 H ,  G06F 3/16 330 C ,  G10L 3/00 551 Z ,  G10L 3/00 571 H ,  G10L 9/00 301 A ,  G06F 15/62 321 A

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