特許
J-GLOBAL ID:200903084646586881

無線データ通信方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 朝道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-033069
公開番号(公開出願番号):特開平9-205431
出願日: 1996年01月26日
公開日(公表日): 1997年08月05日
要約:
【要約】【課題】無線データ通信装置のバッファに蓄積されるパケット量に応じて送信優先度を高めることによって、バッファ溢れ、伝送速度の低下を回避する。【解決手段】受信手段102はCSMA/CAアクセス制御を行う無線媒体100に接続し、受信したパケットを一時保留するバッファ110に書き込み、バッファ管理手段111はバッファ110に蓄積されるパケット量を監視しバッファ110の許容量に応じて送信優先度を高め、優先送信動作は無線媒体取得時の無線媒体空き検出時間を短縮して実現され、送信時には無線媒体100の空き状態とバッファ管理手段111の発する優先送信指示により、無線媒体アクセス制御を行うCSMA/CA制御手段112が媒体取得を行い、バッファ110からパケットを取り出し、フレーム生成手段120によりパケットをフレーム化し送信手段121から無線媒体100に送出される。
請求項(抜粋):
複数のデータ通信装置がCSMA/CA方式アクセス手順により、1つの無線媒体を共有して、パケット化されたデータのフレーム交換を行う無線データ通信装置において、前記無線媒体に接続され、信号を受信して受信パケットを抽出し、前記無線媒体上のキャリアの有無による無線媒体の空き状態を検出する受信手段と、前記受信パケットに挿入された宛先により、この宛先が接続されるネットワーク、すなわち、前記受信パケットを発した送信元が属するネットワークか又は転送可能な別のネットワークであるかを判別すると共に、この宛先が送達不可能な宛先であるかの判別を行い、前記受信パケットのバッファへの書き込み、別のネットワークへの送受信手段の転送、あるいは廃棄のいずれかを決定するパケットフィルタと、前記受信パケットを一時的に蓄積保持するバッファと、前記バッファに蓄積されるパケット量を監視し、前記バッファの許容量に応じて送信優先度を可変に制御するバッファ管理手段と、前記無線媒体の空き状態と前記バッファ管理手段の発する優先送信指示により、無線媒体アクセス制御を行うCSMA/CA制御手段と、データパケットよりCSMA/CA方式によりアクセスを行うネットワークに適合するフレームを生成するフレーム生成手段と、前記CSMA/CA制御手段の指示によりフレームを前記ネットワークに送出する送信手段と、を含むことを特徴とする無線データ通信方式。

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