特許
J-GLOBAL ID:200903084650641447

騒音抑圧装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有我 軍一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-335779
公開番号(公開出願番号):特開2002-140100
出願日: 2000年11月02日
公開日(公表日): 2002年05月17日
要約:
【要約】【課題】 入力信号スペクトル成分から騒音信号スペクトル成分を減算することによって騒音を抑圧させる騒音抑圧装置において、抑圧処理による音声の歪を低減する騒音抑圧装置を提供すること。【解決手段】 入力信号を複数の周波数バンドの信号に分割する分割処理部101と、各周波数ごとに騒音を抑圧する係数を乗算する係数乗算部102と、時間信号に変換する合成処理部103と、振幅算出部104が算出した入力信号の振幅成分と、騒音推定処理部105が推定した騒音推定値に加え、騒音目標設定部107が設定した騒音目標値を用いて係数乗算部102が騒音を抑圧するために乗算する騒音抑圧係数を算出することにより、騒音抑圧処理による残留騒音の量を目標の値し、抑圧処理による音声の歪を低減する。
請求項(抜粋):
音声信号に騒音が重畳された入力の時間信号を周波数軸上の信号に変換する分割処理部と、前記分割された周波数信号に前記騒音を抑圧する係数を乗算する係数乗算部と、前記周波数信号を時間信号に変換する合成処理部と、前記分割処理部によって分割された各周波数ごと、または複数の分割周波数をまとめた周波数バンドごとの入力信号の振幅成分を算出する振幅算出部と、前記振幅算出部によって算出された振幅成分を用いて前記騒音信号の振幅を推定する騒音推定処理部と、前記係数乗算部が騒音を抑圧するために乗算する騒音抑圧係数を算出する係数算出部と、抑圧されずに残る残留騒音の量を設定する騒音目標値設定部を備え、前記騒音目標値設定部が、目標とする残留騒音の量となる騒音目標値を設定し、前記係数算出部が、前記振幅算出部が算出した入力信号の振幅成分と前記騒音推定処理部が推定した騒音推定値と前記騒音目標設定部が設定した騒音目標値を用いて前記騒音抑圧係数を算出することを特徴とする騒音抑圧装置。
IPC (2件):
G10L 21/02 ,  H04R 3/00 320
FI (2件):
H04R 3/00 320 ,  G10L 9/00 F
Fターム (1件):
5D020BB07

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