特許
J-GLOBAL ID:200903084652001364

食品用ステロール脂肪酸エステルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 成則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-214410
公開番号(公開出願番号):特開2003-024096
出願日: 2001年07月13日
公開日(公表日): 2003年01月28日
要約:
【要約】【課題】 食品用として安価であり、人体に対して安全であり、かつ官能的にも優れたステロール脂肪酸エステルを製造する方法を提供する。【解決手段】 ステロール類及び脂肪酸又は脂肪酸グリセリド類を含有する原料(110)に対し、脂質分解活性を有する酵素を作用させることによりステロール脂肪酸エステルを合成する(112〜116)反応において、反応系内の含水量を反応中に減少させることによりステロールのエステル化率を向上させる。また、原料にトランス型脂肪酸が含まれる場合は、シス型脂肪酸に選択的に作用する脂質分解酵素を使用することによって、トランス型脂肪酸を殆ど含まないステロール脂肪酸エステルを合成する。
請求項(抜粋):
ステロール類と脂肪酸又は脂肪酸グリセリドを含む原料に脂質分解活性を有する酵素を添加してステロール脂肪酸エステルを生成し、この生成されたステロール脂肪酸エステルにさらに所定の精製工程を加えて食品用ステロール脂肪酸エステルを製造する方法において、上記ステロール類と脂肪酸又は脂肪酸グリセリドを含む原料に上記脂質分解活性を有する酵素を添加し、加水分解反応によって遊離ステロールと遊離脂肪酸を取得し、上記取得した遊離ステロールと遊離脂肪酸に同じく上記脂質分解活性を有する酵素を添加してエステル合成するとともに反応によって発生する水分を減少させつつ反応を進行させてステロール脂肪酸エステルを生成し、ステロール脂肪酸エステル化率を向上させたことを特徴とする食品用ステロール脂肪酸エステルの製造方法。
IPC (3件):
C12P 33/00 ,  A23L 1/30 ,  C11C 3/04
FI (3件):
C12P 33/00 ,  A23L 1/30 B ,  C11C 3/04
Fターム (29件):
4B018MD07 ,  4B018MD10 ,  4B018MD90 ,  4B018ME04 ,  4B018MF12 ,  4B064AH07 ,  4B064CA21 ,  4B064CB01 ,  4B064CB26 ,  4B064CC03 ,  4B064CC04 ,  4B064CC06 ,  4B064CD07 ,  4B064CD22 ,  4B064DA10 ,  4H059BA14 ,  4H059BA26 ,  4H059BA33 ,  4H059BA35 ,  4H059BB02 ,  4H059BB03 ,  4H059BB57 ,  4H059BC13 ,  4H059BC48 ,  4H059CA38 ,  4H059CA48 ,  4H059DA04 ,  4H059DA07 ,  4H059DA08

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