特許
J-GLOBAL ID:200903084655922185

一斉同報通信方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢島 保夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-351129
公開番号(公開出願番号):特開平7-200505
出願日: 1993年12月30日
公開日(公表日): 1995年08月04日
要約:
【要約】【目的】本発明の目的は、確認応答パケットの取りこぼしの可能性を軽減し、複数のパケットからなるデータを効率的に、かつ、確実にブロードキャストすることにある。【構成】送信サイト上の送信ソフトウェア5で定義した階層構造に基づいて、全サイトに対して配付した1ブロック(複数パケット)のデータの確認応答を収集する。最下位階層に属するサイトの受信ソフトウェア10は、確認応答を中間サイト上の中継ソフトウェア9に送り、中継ソフトウェア9は、必要であれば再送処理を行なって、サイト2以下の全てのサイト(サイト54〜58)からの確認応答を受けてから、上位階層のサイト1に確認応答を送信する。送信ソフトウェア5は、全ての下位階層からの確認応答を受けとってから、1ブロックのブロードキャスト送信処理を終える。【効果】本発明により、複数パケットから成るデータのブロードキャストを、各受信サイトへの到達を保証し、かつ、効率的に行なうことが可能となる。
請求項(抜粋):
プロセッサとローカルメモリとを備えた複数のサイトがネットワークで結合された計算機システムにおいて、ある送信サイトから他の全てのサイトに複数パケットから成る同じデータを送信する一斉同報通信方法であって、送信サイトにおいて、他サイトに送信すべき複数パケットを、所定数のパケットからなるブロックに分割するブロック構成ステップと、送信サイトのみの階層を最上位階層とする階層構造を作成する構造定義ステップと、前記階層構造を表す階層情報を各パケットに付加して、ブロックごとに、そのブロックの複数のパケットを送信サイトから他の全てのサイトに送信するパケット送信ステップと、前記階層構造の最下位階層に位置するサイトにおいて、前記パケット送信ステップにより送信された1ブロックの複数のパケットの受信を確認した後、自サイトに対応する上位階層のサイトに確認応答パケットを送信するステップと、前記階層構造中で最上位階層と最下位階層との中間の階層に位置するサイトにおいて、自サイトに対応する下位階層の全サイトからの確認応答パケットの到着と、自サイトにおける前記1ブロックの複数のパケットの受信とを確認した後、自サイトに対応する上位階層のサイトに確認応答パケットを送信するステップと、前記階層構造の最上位階層に位置する送信サイトにおいて、自サイトに対応する下位階層の全サイトからの確認応答パケットを受信して、送信を完了するステップとを備えたことを特徴とする一斉同報通信方法。
IPC (4件):
G06F 15/163 ,  G06F 15/16 460 ,  H04L 12/44 ,  H04L 12/18
FI (3件):
G06F 15/16 320 Z ,  H04L 11/00 340 ,  H04L 11/18

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