特許
J-GLOBAL ID:200903084681120798

クリンカクーラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-003278
公開番号(公開出願番号):特開平9-196574
出願日: 1996年01月11日
公開日(公表日): 1997年07月31日
要約:
【要約】【目的】 格子板の上に堆積したクリンカ粒子層において粒径による偏折が生じていても回収熱効率が高いクリンカクーラを提供する。【構成】 本クリンカクーラ1は、予め求めておいた冷却空気の流量と風箱内の圧力とについてのクリンカ粒子粒径別の相関から、各風箱4の位置上に対応する格子板5上の各位置におけるクリンカ粒子の粒径をそれぞれ推定し、その格子板5上の各位置におけるクリンカ粒子の粒径が均等になるように各風箱に対する冷却空気の流量をバルブ14を用いて調整する手段を有する。【効果】 風箱の分割数を低減することができる。
請求項(抜粋):
上面に堆積した高温のクリンカ粒子層に冷却空気を噴出するための開口を備えた格子板と、前記冷却空気を供給するファンと、このファンから導いた冷却空気を前記格子板に分配する複数の風箱とからなり、前記格子板の先端面の往復運動によりクリンカ粒子層を移送しながら冷却するクリンカクーラにおいて、前記格子板の上面に堆積したクリンカ粒子層の高さを検出するクリンカ粒子の層高検出手段と、各風箱毎に供給される前記冷却空気の流量をそれぞれ制御する流量制御手段と、各風箱毎に供給される前記冷却空気の流量をそれぞれ検出する流量検出手段と、各風箱内の圧力をそれぞれ検出する圧力検出手段とを有し、予め求めておいた冷却空気の流量と風箱内の圧力とについてのクリンカ粒子粒径別の相関と前記層高検出手段の検出値とから、各風箱位置上に対応する格子板上の各位置におけるクリンカ粒子の粒径をそれぞれ推定し、前記格子板上の各位置におけるクリンカ粒子の粒径が均等になるように各風箱に対する冷却空気の流量を前記流量制御手段を用いて調整する制御手段を有することを特徴とするクリンカクーラ。

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