特許
J-GLOBAL ID:200903084690723942

芳香族ポリカーボネートの連続界面製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 研一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-577220
公開番号(公開出願番号):特表2002-527590
出願日: 1999年06月24日
公開日(公表日): 2002年08月27日
要約:
【要約】【課題】 ホスゲン化効率と最終生成物の熱力学的安定性とのバランスが許容範囲内にあるポリカーボネートの連続製造方法。【解決手段】 芳香族ポリカーボネートを製造する方法は、ホスゲンのようなカルボニルハライドとビスフェノールAのようなジヒドロキシ芳香族化合物から、界面条件下で界面ポリカーボネート形成触媒およびアルカリ金属水酸化物の存在下でオリゴマーを製造する連続段階を含む。オリゴマー製造中、アルカリ金属水酸化物対カルボニルハライドのモル比を1.8:1以下、好ましくは約1.45〜1.8:1の範囲とする。つぎにオリゴマー中間生成物を高分子量ポリカーボネートに変換する。得られた高分子量ポリカーボネートは環状オリゴマーの割合が低く、従って熱力学的安定性にすぐれる。
請求項(抜粋):
(A)少なくとも1種のジヒドロキシ芳香族化合物およびカルボニルハライドを水、酸受容体としてのアルカリ金属水酸化物、少なくとも1種の界面ポリカーボネート形成触媒および実質的に不活性で実質的に水不溶性の有機液体の存在下でかつ逆混合条件下で連続的に供給し、この際アルカリ金属水酸化物対カルボニルハライドのモル比を1.8:1以下に維持することにより、第1段階の反応を行い、 (B)この中間生成物を反応の第2段階に送り、ここでこの中間生成物を高分子量ポリカーボネートからなる最終生成物に転換する工程を含む、芳香族ポリカーボネートの製造方法。
Fターム (25件):
4J029AA09 ,  4J029AB04 ,  4J029AC01 ,  4J029BB03 ,  4J029BB08 ,  4J029BB09 ,  4J029BB10 ,  4J029BB11 ,  4J029BB12 ,  4J029BB13 ,  4J029FA07 ,  4J029HC01 ,  4J029JA093 ,  4J029JB023 ,  4J029JB043 ,  4J029JB153 ,  4J029JC031 ,  4J029JC091 ,  4J029JC163 ,  4J029JF033 ,  4J029KE09 ,  4J029KE11 ,  4J029KE15 ,  4J029LA04 ,  4J029LA05

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