特許
J-GLOBAL ID:200903084694734582

ティンフリースチール製缶胴の溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 允彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-351048
公開番号(公開出願番号):特開平6-170558
出願日: 1992年12月07日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【目的】 ティンフリースチール製缶胴の製造において、溶接するときの条件を限定して超音波シーム溶接法の適用を可能とすることにより、溶接予定部に対する前処理を施すことなく、また、特殊な溶接雰囲気を設けることなく、良好な溶接部が形成できるものとする。【構成】 ティンフリースチール板のブランクを湾曲させ、その両端縁部を重ね合わせて円筒状に成形し、その重ね合わせ部分を溶接することによりスリーピース缶用の缶胴を製造する場合のティンフリースチール製缶胴の溶接方法において、ブランクとなるティンフリースチール板16の厚さ(t)を0.3mm以下とし、溶接予定部となるティンフリースチール板16の両端縁部の重ね代(w)を0.3〜1.2mmとし、且つ、ティンフリースチール板16の厚さに対する重ね代の割合(w/t)を2.0〜5.0とすると共に、超音波溶接ホーン24とアンビル14とで挟まれる溶接予定部18への加圧力を20〜100kgfとして、溶接予定部18を超音波溶接法により溶接する。
請求項(抜粋):
ティンフリースチール板のブランクを湾曲させ、その両端縁部を重ね合わせて円筒状に成形し、その重ね合わせ部分を溶接することによりスリーピース缶用の缶胴を製造する場合のティンフリースチール製缶胴の溶接方法において、ブランクとなるティンフリースチール板の厚さ(t)を0.3mm以下とし、溶接予定部となるティンフリースチール板の両端縁部の重ね代(w)を0.3〜1.2mmとし、且つ、ティンフリースチール板の厚さに対する重ね代の割合(w/t)を2.0〜5.0とすると共に、超音波溶接ホーンとアンビルとで挟まれる溶接予定部への加圧力を20〜100kgfとして、該溶接予定部を超音波溶接法により溶接することを特徴とする、ティンフリースチール製缶胴の溶接方法。
IPC (2件):
B23K 20/10 ,  B21D 51/26
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭54-142149

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