特許
J-GLOBAL ID:200903084694794569

異形断面繊維の紡糸口金及び該紡糸口金を用いた異形断面繊維の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-318115
公開番号(公開出願番号):特開平7-173708
出願日: 1993年12月17日
公開日(公表日): 1995年07月11日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 異形度の大きい多葉断面を有する異形断面繊維を直接紡糸法で低コスト且つ生産性向上の上、異形断面繊維の均斉度良好な製造法の提供。【構成】 (1)3〜6個の突出部を持つ多葉断面形状をした異形断面繊維を溶融紡糸する紡糸口金であって、紡糸口金の吐出孔が、中心に位置する円形孔と該円形孔に連結して放射状に突出する3〜6本のスリット孔と該スリット孔の先端部に連結して位置する円形孔から構成される。(2)上記紡糸口金を用い、熱可塑性ポリマーをその吐出時の溶融粘度が1500〜20000ポイズとなるように加熱し、かつ吐出孔1孔当たりの吐出線速度M(m/min)=Q/ρSを3<M<30となるように溶融紡糸する。但し、Qは吐出孔1孔当たりのポリマー吐出量(g/min)、ρはポリマーの密度(g/cm<SP>3</SP>)、Sは吐出孔1孔当たりの断面積(mm<SP>2</SP>)。
請求項(抜粋):
3〜6個の突出部を持つ多葉断面形状をした異形断面繊維を溶融紡糸する紡糸口金であって、紡糸口金の吐出孔が、中心に位置する円形孔と該円形孔に連結して放射状に突出する3〜6本のスリット孔と該スリット孔の先端部に連結して位置する円形孔から構成され、該吐出孔が下式を満足するものであることを特徴とする異形断面繊維の紡糸口金。 0.10mm<D<0.50mm ・・・・・・・・・(1) 0.05mm<E<0.10mm ・・・・・・・・・(2) 5<(L+d)/E<15 ・・・・・・・・・・・・(3) 2<L/E<10 ・・・・・・・・・・・・・・・・(4) 3.5<χ(EL+S<SB>d</SB>)/S<SB>D</SB><20 ・・・・・・・(5) 2.5<χS<SB>d</SB>/S<SB>D</SB><14 ・・・・・・・・・・・・(6) 0.5<S<SB>d</SB>/EL<10 ・・・・・・・・・・・・・(7)但し、D:中心円形孔の直径(mm)E:スリット孔の巾(mm)L:スリット孔の長さ(mm)d:スリット孔先端の円形孔の直径(mm)χ:中心円形孔からのスリット孔の突出数(3〜6)S<SB>D</SB>:中心円形孔の面積(mm<SP>2</SP>)S<SB>d</SB>:スリット孔先端の円形孔の面積(mm<SP>2</SP>)
IPC (4件):
D01D 5/253 ,  D01F 6/00 ,  D01F 6/60 321 ,  D01F 6/62 303
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭63-295709
  • 特開平3-174013
  • 特開昭59-047446
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