特許
J-GLOBAL ID:200903084696164910

蓄熱式空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-070253
公開番号(公開出願番号):特開2002-267286
出願日: 2001年03月13日
公開日(公表日): 2002年09月18日
要約:
【要約】【課題】 これまでの蓄熱式空気調和装置では、室内側熱交換器、室外側熱交換器、および蓄冷熱用熱交換器のうち2つ以上を使用する運転をするが、運転状態によっては冷媒の循環しない熱交換器ができるため、その熱交換器への冷媒の寝込みが生じて冷媒運転制御が不安定となりやすかった。特に、非共沸混合冷媒を使用した空気調和装置では、冷媒の循環しない熱交換器に封入冷媒全体に対して低沸点成分の比率の高い冷媒が滞留し易く、従来の制御では冷媒回路内を循環する冷媒の循環組成を制御して運転状態を最適に安定させることが難しかった。【解決手段】 3つの四方切換弁2、11、12、1つの開閉弁32、1つの逆止弁31を設け、運転状態によってこれらの弁を制御することで、室内側熱交換器8a〜8c、室外側熱交換器3、および蓄冷熱用熱交換器7のうち、利用されていない熱交換器への冷媒の寝込みを防止し、最適な運転状態を実現する。
請求項(抜粋):
圧縮機、第1の四方切換弁、室外側熱交換器、第1の絞り装置、第2の開閉弁、第3の絞り装置、室内側熱交換器、および第2の四方切換弁を順次接続して形成される主冷房回路と、上記圧縮機、上記第1の四方切換弁、上記室外側熱交換器、上記第1の絞り装置、上記第2の絞り装置、蓄熱槽内の蓄熱媒体中に収容された蓄冷熱用熱交換器、および第3の四方切換弁を順次接続して形成される蓄冷用回路と、上記圧縮機、上記第3の四方切換弁、上記蓄冷熱用熱交換器、上記第2の絞り装置、上記第3の絞り装置、上記室内側熱交換器、および上記第2の四方切換弁を順次接続して形成される放冷回路と、一端が上記圧縮機の吸入側に接続され他端が上記第2の四方切換弁と第1の逆止弁の間に接続されて冷媒ポンプを有する並列回路と、上記圧縮機の吐出側と上記冷媒ポンプの吐出側に接続されて第1の開閉弁を有する接続回路とを備え、上記第1の四方切換弁、上記第2の四方切換弁、上記第1の開閉弁、または上記第2の開閉弁の、いずれかひとつあるいは複数を操作して、上記主冷媒回路を利用する一般冷房運転、上記放冷回路を利用する放冷運転、または、上記主冷媒回路と上記放冷回路の双方を利用する併用冷房運転に切り換える制御手段を有することを特徴とする蓄熱式空気調和装置。
IPC (5件):
F25B 13/00 351 ,  F25B 13/00 ,  F25B 13/00 104 ,  F24F 5/00 ,  F24F 11/02 102
FI (6件):
F25B 13/00 351 ,  F25B 13/00 S ,  F25B 13/00 A ,  F25B 13/00 104 ,  F24F 5/00 Z ,  F24F 11/02 102 B
Fターム (9件):
3L054BE10 ,  3L060AA08 ,  3L060DD02 ,  3L060DD07 ,  3L060EE02 ,  3L060EE09 ,  3L092AA05 ,  3L092BA17 ,  3L092DA19

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