特許
J-GLOBAL ID:200903084699814584

電動機定数測定方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-197232
公開番号(公開出願番号):特開平7-055899
出願日: 1993年08月09日
公開日(公表日): 1995年03月03日
要約:
【要約】【目的】 電動機の回転を停止した状態で、電動機定数を正確に測定することができること。【構成】 電動機定数演算機7によりω1*及びV1q* を0に設定し、d軸の指令値として交流信号が座標変換器3に入力され三相電圧指令信号に変換されると、インバータ2からは交流電動機1に単相交流電流を流す信号が出力される。この結果、電動機1に流れる電流が電流検出器4a、4bで検出され、座標変換器5から得られたd軸の電流成分I1dを、前記交流信号を基準とするフーリエ展開に従って分析し、この基本波成分のフーリエ係数を得る。これを二つの周波数を用いて行い、そのフーリエ係数と電動機モデルの出力電流/入力電圧の周波数特性から得られる前記フーリエ係数と対応する電流成分値との関係から電動機定数が演算される。
請求項(抜粋):
d軸電圧指令とq軸電圧指令並びに一次角周波数指令に従って三相電圧指令信号を生成し、これに比例して電力変換器の出力電圧を制御して電動機に印加するとともに、出力電流を検出し、この検出電流と一次角周波数指令に従ってd軸電流成分とq軸電流成分を検出するに際して、一次角周波数指令とq軸電圧指令の各指令値をそれぞれ零とする条件下で、d軸電圧指令値として交流信号を与え、これに基づいて生成された三相電圧指令信号に従う変換器出力電圧を電動機に印加し、このとき電動機に流れるd軸電流成分を検出し、この検出値を前記交流信号を基準とするフーリエ展開に従って分析し、この基本波成分のフーリエ係数を得るのに前記交流信号に関して二つの周波数を用いて行い、そのフーリエ係数と電動機モデルにおける出力電流/入力電圧の周波数特性から得られる前記フーリエ係数と対応する電流成分値との関係から電動機定数を求めることを特徴とする電動機定数測定方法。
IPC (2件):
G01R 31/34 ,  H02P 21/00
FI (2件):
H02P 5/408 Z ,  H02P 5/408 A

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