特許
J-GLOBAL ID:200903084700036655

電源故障時のデータ保護機構付データ処理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠藤 恭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-035391
公開番号(公開出願番号):特開平6-259340
出願日: 1994年02月08日
公開日(公表日): 1994年09月16日
要約:
【要約】【目的】電源に故障が生じた時に、その内容を保護する揮発性メモリ・モジュールを備えたデータ処理システムを提供する。【構成】本システムは、電力に損失が差し迫ると信号を送り出す交流ライン・モニター14、揮発性メモリ・モジュール26、28、及び、このメモリ・モジュールと連係してプログラムを実行し、プログラム実行中のどの時点でも、揮発性メモリ・モジュールがシステムの状態を記憶する中央処理機構24が含まれている。各揮発性メモリ・モジュールには、バックアップ・ディスク・ドライブ34、36が接続され、バックアップ・バッテリ38、40と連係している。バックアップ・バッテリは、揮発性メモリからバックアップ・ディスク・ドライブへのメモリ・ダンプを行うのに十分な程度の容量しかない。
請求項(抜粋):
次の(a)ないし(f)を有し、電力損失が生じた場合に、揮発性メモリに記憶されたデータを保存することを特徴とするデータ処理システム:(a)入力電源に結合されて、電力損失が今にも起こりそうになると、信号を送り出すライン・モニター手段;(b)揮発性メモリ手段;(c)前記揮発性メモリ手段と連係してプログラムを実行し、前記実行中に、前記揮発性メモリ手段が、時々、前記データ処理システムのシステム状態を示すデータを記憶する、中央演算処理手段;(d)前記揮発性メモリ手段に接続されたバックアップ・ディスク・ドライブ手段;(e)前記バックアップ・ディスク・ドライブ手段及び前記揮発性メモリ手段に接続されたバックアップ・バッテリ手段;(f)前記ライン・モニター手段からの信号に応答して、前記バックアップ・バッテリ手段を作動させ、前記揮発性メモリ手段及び前記バックアップ・ディスク・ドライブ手段を制御して、前記揮発性メモリ手段に記憶されている全データを前記バックアップ・ディスク・ドライブ手段に転送し、この結果、後続のパワー・アップ時に、前記バックアップ・ディスク・ドライブ手段の内容を前記揮発性メモリ手段に読み取ることによって、前記ライン・モニター手段からの前記信号時に存在したシステム状態を復元できるようにする論理手段。
IPC (2件):
G06F 12/16 340 ,  G06F 1/30
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開平4-239357
  • 特開昭60-110058
  • 特開昭62-269255
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