特許
J-GLOBAL ID:200903084701623023

内燃機関の点火制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 宗男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-142926
公開番号(公開出願番号):特開平9-324731
出願日: 1996年06月05日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】【課題】 点火性能向上と点火コイルの小型化とを両立させる。【解決手段】 点火コイル12の一次コイル14への通電をオン/オフするスイッチング素子として、耐熱性に優れたIGBT17を用いる。このIGBT17のエミッタに電流値検出抵抗20を接続し、この電流値検出抵抗20で検出した電圧を遅延回路21を介して定電流制御回路22に入力する。この定電流制御回路22による定電流制御の開始を遅延回路21で遅延させることで、一次コイル14への通電開始初期に一次コイル14に大電流を流し、所定の遅延時間経過後に、定電流制御回路22によって一次電流を低下させて定電流制御する。始動後は、一次コイル14への通電開始初期の大電流領域で点火信号IGtのパルスが立ち下がり、IGBT17がオフして一次電流が遮断される。これにより、点火プラグ16の火花エネルギが大きくなり、点火性能が向上する。
請求項(抜粋):
点火コイルの一次コイルへの通電をスイッチング素子によりオン/オフして、該点火コイルの二次コイルに高電圧を誘起させ、この高電圧を点火プラグに与えて点火火花を発生させるようにした内燃機関の点火制御装置において、前記一次コイルへの通電開始初期に該一次コイルに大電流を流し、その後、該一次コイルの電流値を減少させる電流制御手段を備えていることを特徴とする内燃機関の点火制御装置。
IPC (2件):
F02P 3/05 ,  F02P 3/04 301
FI (2件):
F02P 3/05 B ,  F02P 3/04 301 B

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