特許
J-GLOBAL ID:200903084704600270

生態系を応用したユニット型廃水処理装置及びその方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-336708
公開番号(公開出願番号):特開2002-102884
出願日: 2000年09月29日
公開日(公表日): 2002年04月09日
要約:
【要約】【課題】一般廃水に於いては水耕栽培技術により廃水中の養分を野菜、花器類の栽培に利用しつつ該廃水を浄化し、一方、環境毒性物質を微量に含む廃水に於いては植物、魚介類を用いた食物連鎖的体内濃縮を行い毒性物質の回収可能な廃水処理装置およびその方法の提供。【解決の手段】図1の廃水槽に浮体式水耕栽培を可能にする植栽用浮体6を浮かべ目的、時期に応じた植物を植栽する。植物はその成長過程で水中のチッ素、リンなどの他に重金属類をも吸収する。また、魚介類を多数入れることにより水の攪拌、害虫の発生策だけでなく希薄な環境毒性物質の食物連鎖による体内濃縮が起こり、その後それらの魚介類を回収する事により廃水中に拡散した前記毒性物質の生態学的濃縮回収が出来る。流入水量や廃水濃度、処理能力に合わせ図3の状態の廃水槽ユニットを並列または直列に複数用いることも、処理水返送手段を設けて同一廃水槽ユニットで複数回の処理も出来る。
請求項(抜粋):
図1のような水密加工を施した廃水槽ユニットで廃水処理を行うに当たり図2のような植栽用浮体6に張られた植栽用ネット8に植物苗を植え付け、図3のように浄化槽中の複数の区間に浮かせ水中に繁茂する前記植物水中根によるチッ素、リン等の水耕栽培的回収と同時に廃水槽ユニット水への入光条件を制限することにより藻類の繁殖を抑えることを特徴とする廃水処理装置。
IPC (7件):
C02F 3/32 ZAB ,  A01G 31/00 601 ,  A01G 31/00 604 ,  A01K 61/00 ,  A01K 63/00 ,  C02F 1/62 ,  C02F 3/08
FI (7件):
C02F 3/32 ZAB ,  A01G 31/00 601 Z ,  A01G 31/00 604 ,  A01K 61/00 A ,  A01K 63/00 Z ,  C02F 1/62 Z ,  C02F 3/08 Z
Fターム (24件):
2B104AA01 ,  2B314MA58 ,  2B314MA62 ,  2B314NC38 ,  2B314ND05 ,  2B314ND30 ,  2B314PC18 ,  2B314PC19 ,  4D003AA06 ,  4D003AB11 ,  4D003BA02 ,  4D003CA07 ,  4D003EA22 ,  4D003EA23 ,  4D038AA08 ,  4D038AB63 ,  4D038AB90 ,  4D038BA01 ,  4D038BB19 ,  4D040CC01 ,  4D040CC02 ,  4D040CC05 ,  4D040CC07 ,  4D040CC11

前のページに戻る