特許
J-GLOBAL ID:200903084708550471

部材の接着固定方法および接着固定構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横沢 志郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-211036
公開番号(公開出願番号):特開平10-054124
出願日: 1996年08月09日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】 コンクリート製の壁面との間で振動騒音の伝搬を確実に防止でき、しかも、簡単に施工することのできる二重壁等の施工に適用可能な部材の接着固定方法を提案すること。【解決手段】 ボード張りの二重壁は次の手順により施工される。まず、天井スラブ1および床スラブ2に上ランナー3下ランナー4をそれぞれ取付け、これらの間にスタッド6を一定の間隔を置いて架け渡す。スタッド6のそれぞれと壁面5との間に、弾性片7を差し込む。スタッド6の開けた接着剤注入孔61から硬化後の弾性特性を示す接着性樹脂7cを弾性片の貫通孔7aに注入する。次に、スタッド6表面側にボード8をビス等で張り付ける。この後は、アジャスタピン9を打ちつけてボード8の不陸調整を行う。接着性樹脂7cが硬化した後は、アジャスタピン9を抜き取る。壁面5とスタッド6の間は弾性特性を示す接着性樹脂7cで固着される。従って、振動騒音の伝搬を防止でき、がたつきが無く、しかも正確に不陸調整がなされた二重壁を簡単に施工できる。
請求項(抜粋):
第1および第2の部材を相互に接着固定するための方法において、前記第1および第2の部材の相互の位置を規定し、当該第1および第2の部材の間に、硬化後に弾性特性を示す接着性樹脂を部分的に充填すると共に、充填した接着性樹脂が所定の位置からだれることを防止するための樹脂保持片を配置し、接着性樹脂を硬化させて、当該接着性樹脂の弾性特性が支配的となっていると共に全体としては所定の剛性が備わった硬化樹脂片を形成し、当該硬化樹脂片を、前記第1および第2の部材の間隔を一定に保持するスペーサとして利用すると共に、当該硬化樹脂片を介してこれらの部材を接着固定した状態にすることを特徴とする部材の接着固定方法。
IPC (3件):
E04F 13/08 101 ,  E04F 15/00 101 ,  E04F 15/00
FI (3件):
E04F 13/08 101 K ,  E04F 15/00 101 J ,  E04F 15/00 101 U

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