特許
J-GLOBAL ID:200903084709131952

2画面映像処理回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-328910
公開番号(公開出願番号):特開平7-184138
出願日: 1993年12月24日
公開日(公表日): 1995年07月21日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 アスペクト比4:3及び16:9の映像信号を用い、2画面表示を行うことを可能とする。【構成】 第1画面発生手段及び第2画面発生手段により、それぞれアスペクト比4:3及び16:9の映像信号が供給された場合、制御手段21により、圧縮手段4、5の切換スイッチをオンさせ、第1画面のディジタル映像信号を3/8の圧縮率で時間軸の圧縮を行う。第2画面の映像信号は、第1画面と第2画面の同期信号からのタイミング信号を用いてメモリ14に書き込み、読み出す際には第1画面と同期させ制御手段21により5/8で圧縮すべくディジタル処理回路13を制御する。その後、第1、第2画面の圧縮映像信号とは、アナログ信号として変換され、マトリックス回路8、17でRGB信号に変換される。加算手段8で加算しアスペクト比16:9の陰極選管20にドライブすることにより、横方向を6:10に分けた2画面表示を表示する。また、偏向手段18、及び制御手段21を用い、垂直振幅の制御をする。
請求項(抜粋):
第1画面映像信号発生手段と第2画面映像信号発生手段とを備え、これらの発生手段からのそれぞれの映像信号をディジタル信号に変換し、1H水平期間の時間軸を所定の圧縮率で圧縮を行い各々信号処理をするとともに、前記第1画面の映像信号の同期信号に基づいて垂直振幅の調整を行うことで、前記第1画面と前記第2画面との映像をワイドに構成されたCRTに2画面表示する2画面映像処理回路であって、前記第1画面映像信号発生手段からの第1画面映像信号を輝度信号及び色差信号とに復調するとともに、同期信号を再生する第1の復調手段と、前記第1の復調手段の出力映像信号をディジタル信号に変換する第1のディジタル変換手段と、前記第1のディジタル変換手段からのディジタル信号が入力され、この入力ディジタル信号の1H水平期間の時間軸を1/2の圧縮率で圧縮を行う1/2圧縮回路と、3/4の圧縮率で圧縮を行う3/4圧縮回路とが直列に接続されるとともに、これらの圧縮回路の出力端に設けられた第1、第2の切換スイッチによって、前記1/2圧縮回路と3/4圧縮回路との少なくとも一方の圧縮回路を導通させて圧縮ディジタル信号を出力する圧縮手段と、前記圧縮手段からのディジタル信号をアナログ信号に変換して第1画面の映像信号を出力する第1のアナログ変換手段と、前記第1のアナログ変換手段からの第1画面映像信号を信号処理を行い、輝度信号及び色差信号を合成するとともに、RGB信号として出力する第1のマトリックス手段と、前記第2画面発生手段からの第2画面映像信号を輝度信号及び色差信号とに復調するとともに、同期信号を出力する第2の復調手段と、前記第2の復調手段の出力映像信号をディジタル信号に変換する第2のディジタル変換手段と、前記第2のディジタル変換手段からのディジタル信号が入力され、この入力ディジタル信号を前記第1画面用と前記第2画面用との同期信号から生成されたタイミング信号によってメモリに書き込み、読み出す際には前記第1画面と同期するように読み出し、且つ前記圧縮手段に対応した所定の圧縮率で圧縮して第2画面のディジタル信号を出力するディジタル処理回路と、前記ディジタル処理回路からのディジタル信号をアナログ信号に変換して第2画面の映像信号を出力する第2のアナログ変換手段と、前記第2のアナログ変換手段からの第1画面映像信号の信号処理を行い、輝度信号及び色差信号を合成するとともに、RGB信号として出力する第2のマトリックス手段と、前記第1のマトリックス手段からのRGB出力信号と前記第2のマトリックス手段からのRGB出力信号とを加算して出力する加算手段と、前記加算手段によって出力されたRGB信号を画面表示する少なくともアスペクト比16:9で構成された陰極線管と、前記第1の復調手段からの同期信号に基づいて前記陰極線管の偏向ヨークに垂直偏向電流を供給するものであって、垂直偏向電流の振幅及び直流成分の制御によって垂直振幅を変えることが可能な偏向手段と、前記圧縮手段の第1、第2の切換スイッチと、前記ディジタル処理回路の圧縮率と、前記偏向手段の垂直偏向電流とを、前記陰極線管に画面表示する複数のモードに応じて随時制御する制御手段と、を具備したことを特徴とする2画面映像処理回路。
IPC (3件):
H04N 5/45 ,  G09G 5/14 ,  H04N 5/265

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