特許
J-GLOBAL ID:200903084715709133
情報通信方法および装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
木村 高久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-334254
公開番号(公開出願番号):特開平11-168461
出願日: 1997年12月04日
公開日(公表日): 1999年06月22日
要約:
【要約】【課題】容易な構成で暗号鍵の解読を防止するとともに、認証後の成り済ましによる不正行為も防止し、かつ、ICカードとICカード端末との通信のみでなくICカード間での通信を行うことのできる情報通信方法および装置を提供する。【解決手段】ICカード端末(1)とICカード(2)が暗号化処理を施して情報の通信を行い、ICカード端末(1)は、ICカード(2)から受信した情報に合成されている乱数と、先にICカード端末(1)からICカード(2)へ送信した情報に合成した乱数とを比較手段(14)で比較し、両者が等しかった場合にのみICカードを認証してデータ処理手段(15)に受信した情報の処理を許可し、ICカード(2)も同様にICカード端末(1)を認証してから受信した情報の処理を行う。
請求項(抜粋):
第1の装置と第2の装置との間で情報の送受を所定回数繰り返すことにより通信を行う情報通信方法において、前記第1の装置から前記第2の装置に対する第1の情報を送信する際に、前記第1の装置で第1の乱数を発生するとともに、該発生した第1の乱数と該第1の情報とを合成して第1の合成情報とし、該第1の合成情報を暗号化して第1の暗号化情報として前記第2の装置へ送信し、前記第1の装置から前記第1の暗号化情報を受信した前記第2の装置は、該受信した第1の暗号化情報を復号化した後、前記第1の情報と前記第1の乱数とに分離し、前記第1の情報に対する処理を行い、前記第2の装置から前記第1の装置に対する第2の情報を送信する際に、前記第2の装置で第2の乱数を発生するとともに、該発生した第2の乱数と該第2の情報と前記分離した第1の乱数とを合成して第2の合成情報とし、該第2の合成情報を暗号化して第2の暗号化情報として前記第1の装置へ送信し、前記第2の装置から第2の暗号化情報を受信した前記第1の装置は、該受信した第2の暗号化情報を復号化した後、前記第2の情報と前記第2の乱数と前記第1の乱数とに分離し、該分離した第1の乱数と前記発生した第1の乱数とを比較し、該比較により前記分離した第1の乱数と前記発生した第1の乱数とが一致した場合に前記第2の装置を認証して前記第2の情報に対する処理を行い、前記第1の装置から前記第2の装置に対する第3の情報を送信する際に、前記第1の装置で第3の乱数を発生するとともに、該発生した第3の乱数と該第3の情報と前記分離した第2の乱数とを合成して第3の合成情報とし、該第3の合成情報を暗号化して第3の暗号化情報として前記第2の装置へ送信し、前記第1の装置から第3の暗号化情報を受信した前記第2の装置は、該受信した第3の暗号化情報を復号化した後、前記第3の情報と前記第3の乱数と前記第2の乱数とに分離し、該分離した第2の乱数と前記発生した第2の乱数とを比較し、該比較により前記分離した第2の乱数と前記発生した第2の乱数とが一致した場合に前記第1の装置を認証して前記第3の情報に対する処理を行い、前記第1の装置と前記第2の装置との間の情報の送受が終了するまで上記処理を繰り返すことを特徴とする情報通信方法。
IPC (4件):
H04L 9/32
, G06K 17/00
, G09C 1/00 640
, G09C 1/00 660
FI (6件):
H04L 9/00 675 A
, G06K 17/00 T
, G06K 17/00 E
, G09C 1/00 640 A
, G09C 1/00 660 A
, H04L 9/00 673 E
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