特許
J-GLOBAL ID:200903084717710686

車両用自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-289120
公開番号(公開出願番号):特開平5-099315
出願日: 1991年10月08日
公開日(公表日): 1993年04月20日
要約:
【要約】【目的】 シフトレバーが中立レンジから走行レンジへの操作に際してアクセルペダルのあおり操作が行われても、変速ショックの発生を防止できる車両用自動変速機の変速制御装置を提供する。【構成】 シフトレバー60のNレンジからRレンジへの操作に関連する変速期間中にアクセルペダル142のあおり操作があれば、通常のライン圧Pl よりも所定量高い値にライン圧Plが保持される。このため、アキュムレータ72における緩衝期間内の油圧は高く維持される。したがって、アクセルペダル142のあおり操作によりエンジン回転速度やエンジン出力トルクが一旦高められても、アキュムレータ72における緩衝期間内の係合油圧が高く保持されるので、クラッチC2 の係合がアキュムレータ72における緩衝期間内に完了させられて、変速ショックが好適に防止される。
請求項(抜粋):
シフトレバーが中立レンジから走行レンジへ操作されたことに関連して油圧式摩擦係合装置が作動させられることにより所望の変速ギヤ段が成立させられる車両用自動変速機において、該油圧式摩擦係合装置に作用させる係合油圧をアクセルペダルの操作量に応じて制御する係合油圧制御手段と、該油圧式摩擦係合装置に接続されて該油圧式摩擦係合装置内油圧の上昇速度を緩和するためのアキュムレータ装置とを備えた変速制御装置であって、前記アクセルペダルの操作量を検出するアクセルペダル操作量検出手段と、前記シフトレバーの操作位置を検出する操作位置検出手段と、前記シフトレバーが中立レンジから走行レンジへ操作されたときからの経過時間が予め設定された設定時間を経過する前に前記アクセルペダルが踏み込まれた場合には、該アクセルペダルの戻し操作に拘わらず前記係合油圧を増大補正して高い値に保持させる係合油圧保持手段と、を含むことを特徴とする車両用自動変速機の変速制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/06 ,  F16H 59:04 ,  F16H 59:18
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-105050
  • 特開昭58-109726

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