特許
J-GLOBAL ID:200903084718633391

耐食性およびクリープ特性にすぐれた原子炉燃料被覆管用Zr合金管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-287800
公開番号(公開出願番号):特開平11-194189
出願日: 1998年10月09日
公開日(公表日): 1999年07月21日
要約:
【要約】【課題】 高温高圧水や高温高圧水蒸気にさらされる耐食性およびクリ-プ特性にすぐれた原子炉燃料被覆管用Zr合金管の製造方法を提供する。【解決手段】 Nb:0.05〜1.0%を含有するZr合金を焼鈍および冷間加工を繰り返し行った後、最終歪取り焼鈍を行うことにより原子炉燃料被覆管用Zr合金管を製造する方法において、前記焼鈍は、温度:550〜850°Cに1〜4時間保持の条件で、かつi番目の焼鈍での焼鈍パラメータをAi、i番目の焼鈍での焼鈍時間をti(単位:時間)、i番目の焼鈍での焼鈍温度をTi(単位:K)とすると、ΣAi=ti・exp(-40,000/Ti)で表される累積焼鈍パラメータΣAiは、-20≦logΣAi≦-15、かつ-18-10・XNb≦logΣAi≦-15-3.75・(XNb-0.2)[ただし、XNbはNb濃度(単位:wt%)を示す]の条件を満たすように行う。
請求項(抜粋):
Sn:0.2〜1.7%、Fe:0.18〜0.6%、Cr:0.07〜0.4%、Nb:0.05〜1.0%を含有し、残りがZrと不可避不純物からなり、かつ不可避不純物としての窒素含有量が60ppm以下の組成(以上重量%)を有するZr合金を熱間鍛造し、溶体化処理し、熱間押出し、さらに焼鈍および冷間加工を繰り返し行った後、最終歪取り焼鈍を行うことによりZr合金管を製造する原子炉燃料被覆管用Zr合金管の製造方法において、前記焼鈍は、温度:550〜850°Cに1〜4時間保持の条件で、かつi番目の焼鈍での焼鈍パラメータをAi、i番目の焼鈍での焼鈍時間をti(単位:時間)、i番目の焼鈍での焼鈍温度をTi(単位:K)、とすると、ΣAi=ti・exp(-40,000/Ti)で表される累積焼鈍パラメータΣAiは、-20≦logΣAi≦-15、かつ-18-10・XNb≦logΣAi≦-15-3.75・(XNb-0.2)[ただし、XNbはNb濃度(単位:wt%)を示す]、の条件を満たすように行うことを特徴とする耐食性およびクリープ特性のすぐれた原子炉燃料被覆管用Zr合金管の製造方法。
IPC (14件):
G21C 3/06 GDP ,  C22C 16/00 ,  C22F 1/18 ,  G21C 3/07 ,  C22F 1/00 626 ,  C22F 1/00 640 ,  C22F 1/00 641 ,  C22F 1/00 650 ,  C22F 1/00 683 ,  C22F 1/00 684 ,  C22F 1/00 685 ,  C22F 1/00 686 ,  C22F 1/00 691 ,  C22F 1/00
FI (14件):
G21C 3/06 GDP K ,  C22C 16/00 ,  C22F 1/18 E ,  C22F 1/00 626 ,  C22F 1/00 640 A ,  C22F 1/00 641 C ,  C22F 1/00 650 A ,  C22F 1/00 683 ,  C22F 1/00 684 C ,  C22F 1/00 685 Z ,  C22F 1/00 686 Z ,  C22F 1/00 691 B ,  C22F 1/00 691 C ,  G21C 3/06 N

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