特許
J-GLOBAL ID:200903084734368320

酸化チタン被膜の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西川 惠清 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-315345
公開番号(公開出願番号):特開平10-158014
出願日: 1996年11月26日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【課題】 熱処理を施さなくても基材との密着性が高く且つ硬度の大きい酸化チタン被膜を形成することができる酸化チタン被膜の製造方法を提供する。【解決手段】 ヘキサフルオロシリコン錯イオンを含む水溶液中にSiF62- +2H2 O⇔SiO2 +4HF+2F- の平衡を右に進める添加剤を添加して酸化珪素含有溶液を調製する。この酸化珪素含有溶液と基材2とを接触させて基材2の表面に酸化珪素被膜3を形成する。チタンフッ化アンモニウムを含む水溶液中に(NH4 )2 TiF6 +2H2 O⇔TiO2 +4HF+2NH4 Fの平衡を右に進める添加剤を添加して過飽和になった酸化チタン含有溶液を調製する。この酸化チタン含有溶液と基材2とを接触させて上記酸化珪素被膜3の表面に酸化チタン被膜5を形成する。酸化チタン被膜5と基材2の間に基材2と密着性の高い酸化珪素被膜3を介在させる。
請求項(抜粋):
ヘキサフルオロシリコン錯イオンを含む水溶液中にSiF62- +2H2 O⇔SiO2 +4HF+2F- の平衡を右に進める添加剤を添加して酸化珪素含有溶液を調製し、この酸化珪素含有溶液と基材とを接触させて基材の表面に酸化珪素被膜を形成し、チタンフッ化アンモニウムを含む水溶液中に(NH4 )2 TiF6 +2H2 O⇔TiO2 +4HF+2NH4 Fの平衡を右に進める添加剤を添加して過飽和になった酸化チタン含有溶液を調製し、この酸化チタン含有溶液と基材とを接触させて上記酸化珪素被膜の表面に酸化チタン被膜を形成することを特徴とする酸化チタン被膜の製造方法。
IPC (2件):
C01G 23/04 ,  C01G 23/053
FI (2件):
C01G 23/04 C ,  C01G 23/053
引用特許:
審査官引用 (3件)

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