特許
J-GLOBAL ID:200903084736175880

被検出物の真正さをチェックする方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-231119
公開番号(公開出願番号):特開平7-098744
出願日: 1993年09月17日
公開日(公表日): 1995年04月11日
要約:
【要約】【目的】被検出物の偽造防止に有効でかつノイズの発生源にならず、しかもSN比の高いチェック方法および装置を提供することにある。【構成】被検出物10の走査領域17に多数の磁性素子12がランダムに混入されている。この被検出物10の真正さをチェックするための処理装置20は、一対のMR素子31,32とマグネット33とを備えた磁気センサ30を有している。被検出物10を作成するプロセスにおいて、被検出物10の走査領域17を移動させながら、各MR素子31,32の出力比の変化に応じた検出信号を得て暗号コードに変換するとともに、その暗号コードをコード表示部に記録する。被検出物10の真正さを判断する際には、走査領域17を走査することによって得られた検出信号と、コード表示部に記録されている暗号コードとを照合し、両者が互いに対応した時に本物と判断する。
請求項(抜粋):
非磁性材料からなる基材と、磁性材料からなる多数の磁性素子をランダムに混入した走査領域とを有する被検出物の真正さをチェックする方法であって、上記被検出物を作成するための作成プロセスと、上記被検出物をチェックするための照合プロセスとを含み、上記作成プロセスは、上記走査領域を走査する方向に並べた一対の磁電変換素子に対して上記走査領域を相対移動させながら上記磁電変換素子と走査領域に外部磁界を与える走査ステップと、上記磁性素子が上記磁電変換素子の近傍を通る時に上記磁性素子に応じて上記一対の磁電変換素子間に生じる電気的出力の変化をとらえてこの走査領域に固有の検出信号を得る検出ステップと、上記検出信号を暗号化することによって暗号コードを得るステップと、上記暗号コードをコード表示部に記録するステップとを含み、また上記照合プロセスは、上記一対の磁電変換素子に対して上記走査領域を相対移動させながら上記磁電変換素子と走査領域に外部磁界を与える走査ステップと、上記磁性素子が上記磁電変換素子の近傍を通る時に上記磁性素子に応じて上記一対の磁電変換素子間に生じる電気的出力の変化をとらえてこの走査領域に固有の検出信号を得る検出ステップと、上記検出ステップによって検出された検出信号と上記コード表示部に記録されている暗号コードとを照合しかつ両者が対応した時にこの被検出物が真正であると判断する判別ステップとを具備していることを特徴とする被検出物の真正さをチェックするための方法。
IPC (6件):
G06K 7/00 ,  G06K 9/20 360 ,  G06K 17/00 ,  G06K 19/06 ,  G06T 1/00 ,  G07D 7/00
FI (2件):
G06F 15/64 E ,  G06K 19/00 B
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特表昭63-501250
  • 特開昭63-282588

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