特許
J-GLOBAL ID:200903084736466362

稼動中のボールネジにおける温度分布算定方法及び当該方法に基づく変位補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 赤尾 直人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-349071
公開番号(公開出願番号):特開2008-155340
出願日: 2006年12月26日
公開日(公表日): 2008年07月10日
要約:
【課題】ボールネジにおいて、稼動段階の発熱を原因とする各位置の温度分布を考慮したうえで、各作動時間において、指令位置を適切に補正する方法を提供すること。【解決手段】ボールネジ1の両端又はその近傍、メネジ2との螺合位置又はその近傍において、所定の時刻毎に温度測定を行い、前記測定位置の中間位置につき、熱伝導方程式に基づく一般解又はその近似解による温度分布を、当該所定の時間の経過毎にマイクロコンピュータによって算定することによるボールネジ1における温度分布の算定方法、及び当該温度分布に基づいて、各所定の位置の固定端11からの発熱を原因とする長さの増加量を算定し、必要に応じて引張応力(テンション)が加えられている場合の各位置の長さの増加量、更には固定端11の変位量をも考慮したうえで、固定端11からの最終的な長さの増加量を差し引くことによって、前記課題を達成することができるボールネジにおける指令位置の変位を補正する方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
送り軸として稼動しているボールネジのボールベアリングと結合している固定端並びに移動可能端又はこれらの近傍、及びメネジと螺合している位置又はその近傍における温度測定値を所定時間の経過毎に入力することによって、当該ボールネジの各位置における温度を下記の数式又は当該数式の指数関数部分に対するテイラー展開による近似式に立脚したうえで、前記入力に対応してマイクロコンピュータによって算出することに基づく稼動中のボールネジにおける温度分布算定方法。 記
IPC (3件):
B23Q 17/00 ,  B23Q 15/18 ,  G05B 19/404
FI (3件):
B23Q17/00 A ,  B23Q15/18 ,  G05B19/404 K
Fターム (9件):
3C001KB10 ,  3C001TA02 ,  3C001TB10 ,  3C001TC05 ,  3C029EE01 ,  3C269AB01 ,  3C269BB03 ,  3C269EF10 ,  3C269EF92
引用特許:
出願人引用 (8件)
  • 特開昭61-16805号公報
  • ISDN端末装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-291615   出願人:オムロン株式会社
  • 工作機械の熱変位補正方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-204570   出願人:ファナック株式会社
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審査官引用 (11件)
  • 特開昭63-256336
  • 特開昭63-038531
  • 特開平2-239700
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