特許
J-GLOBAL ID:200903084737678436

2重化制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-026879
公開番号(公開出願番号):特開平9-218797
出願日: 1996年02月14日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】【課題】 制御対象からの入力データを待機系へ送信するための特別な信号線やデータ送受信用の回路が必要であるとともに、入出力手段を2重化した場合には、入出力手段の単一故障時であっても、制御系全体の切り換えが発生していた。【解決手段】 A系CPU部14とB系CPU部15がそれぞれ、A系入出力部16aまたはB系入出力部16bから入力データを受信するとともに、例えばA系CPU部14が制御状態であり、かつA系入出力部16aを介してプラント機器系50とデータの授受を行っている状態でA系入出力部16aの単一故障を検出した場合、A系CPU部14は入出力手段をB系入出力部16bに切り換えてその制御状態を継続する。
請求項(抜粋):
制御対象に対して一方が制御状態の時、他方が待機状態になる第1の制御系および第2の制御系と、これら第1および第2の制御系に属し、前記制御対象からの入力データを前記第1もしくは第2の制御系へ送り、前記第1もしくは第2の制御系の発生した前記制御対象を制御するための制御データを前記制御対象に送る入出力手段とを備えた2重化制御装置において、前記第1および第2の制御系のそれぞれが、自制御系の状態が正常であるか異常であるかを検出する自己診断手段と、前記第1および第2の制御系の間で、それぞれの制御系の状態を示す状態信号を信号線を介して送受する信号通信手段と、前記自己診断手段が自制御系の異常を検出すると、異常検出信号を前記信号通信手段により他制御系に送信するとともに、その時、自制御系が制御状態でかつ前記信号通信手段により他制御系の異常を示す信号が受信されていなければ、自制御系を待機状態にする判断を下す制御を行う判定手段と、この判定手段が自制御系を待機状態にする判断を下すと、他制御系を制御状態にするための切換信号を前記信号通信手段より前記信号線に送信するとともに自制御系を待機状態に切り換える制御、ならびに前記信号通信手段にて他制御系からの前記切換信号が受信されると、自制御系を制御状態に切り換える制御を行う切換手段と、前記入出力手段との間で、前記制御対象からの入力データ、および前記制御対象を制御するための制御データの送受を行うデータ送受信手段と、前記データ送受信手段で受信された入力データに対する制御演算を実行し、前記制御データを発生させる制御演算手段とを備え、前記第1および第2の制御系は前記データ送受信手段によってそれぞれ、前記制御対象からの入力データを前記入出力手段経由で受信して、前記制御演算手段による制御演算を実行することを特徴とする2重化制御装置。
IPC (2件):
G06F 11/20 310 ,  G05B 9/03
FI (2件):
G06F 11/20 310 B ,  G05B 9/03
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平3-160529
  • 特開平4-262427
  • 特開平1-279331
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