特許
J-GLOBAL ID:200903084744522395

脳波測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-139849
公開番号(公開出願番号):特開平11-318843
出願日: 1998年05月21日
公開日(公表日): 1999年11月24日
要約:
【要約】【課題】 脳波測定中に瞬目アーチファクトが混入しても、その影響を高精度に除去できると共に脳波測定を実時間で実行できる脳波測定方法を実現する。【解決手段】 本発明においては、以下のアルゴリズムに基づき、脳波の記録データから瞬目アーチファクトに起因するノイズ成分を除去する。脳波を時系列の電位信号として測定すると共に、脳波測定と並行して眼球運動に起因する電位変化を眼電図として測定し、測定された眼電図の電位変化から瞬目発生を検出し、検出された瞬目に起因する時間に対する電位変化から正規化パラメータを求め、得られた正規化パラメータを用いて脳波測定の時系列のデータ中の瞬目が発生している部分のデータ(瞬目アーチファクト)を正規化し、正規化された脳波データについて加算平均を行い、加算平均された脳波データについて、前記正規化処理で用いた正規化パラメータを用いて逆正規化処理を行って瞬目アーチファクトの推定波形を求め、測定した脳波の時系列データから前記推定波形を除去する。
請求項(抜粋):
脳波測定装置を用いて、眼球運動に起因するアーチファクトが除去された脳波を検出するに際し、脳波を時系列の電位信号として測定すると共に、脳波測定と並行して眼球運動に起因する電位変化を眼電図として測定し、測定された眼電図の電位変化から瞬目の発生を検出し、検出された瞬目に対する眼電図から正規化パラメータを求め、得られた正規化パラメータを用いて脳波測定の時系列のデータ中の瞬目が発生している部分のデータを正規化し、正規化された脳波データについて加算平均を行い、加算平均された脳波データについて、前記正規化処理で用いた正規化パラメータを用いて逆正規化処理を行って瞬目の発生した時間に対応する瞬目アーチファクトの推定波形を求め、測定した脳波の時系列データから前記推定波形を除去することを特徴とする脳波測定方法。
IPC (2件):
A61B 5/0476 ,  A61B 3/113
FI (2件):
A61B 5/04 320 B ,  A61B 3/10 B

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