特許
J-GLOBAL ID:200903084748665751

車両用操舵装置のラック軸及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邊 隆文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-044597
公開番号(公開出願番号):特開平10-226339
出願日: 1997年02月12日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】塑性加工にて鋼管11の一部に平坦部13を形成する際に、内側角部16に、焼割れの原因となる皺が生じるのを抑制することができる車両用操舵装置のラック軸及びその製造方法を提供する。【解決手段】平坦部13の外側と円弧部14の外側とが交わる外側角部15に対応する部分を、上記平坦部13の塑性変形と同時に円弧部14を含む仮想円Cよりも内側になるようにテーパ形状に塑性変形させる。これにより、平坦部13の内側と円弧部14の内側とが交わる内側角部16を、鋭角を生じることなくテーパ面又は凹曲面で連続させる。
請求項(抜粋):
断面略円形の鋼管の軸方向途中部を、平坦に塑性変形させて断面略D形中空形状とし、その平坦部の外側面にピニオンと噛合するラック歯を形成している車両用操舵装置のラック軸において、上記ラック歯を形成した部分の鋼管外側の平坦部と円弧部とが交わる外側角部を、上記円弧部を含む仮想円よりも内側に塑性変形させているとともに、上記ラック歯を形成した部分の鋼管内側の平坦部と円弧部とが交わる内側角部を、テーパ面又は凹曲面で連続させていることを特徴とする車両用操舵装置のラック軸。
IPC (2件):
B62D 3/12 503 ,  B21C 37/15
FI (2件):
B62D 3/12 503 Z ,  B21C 37/15 B

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