特許
J-GLOBAL ID:200903084753404974

トリアジン環含有(メタ)アクリレートプレポリマー、その製造方法、硬化性組成物および樹脂材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-114894
公開番号(公開出願番号):特開平7-173222
出願日: 1991年05月20日
公開日(公表日): 1995年07月11日
要約:
【要約】【目的】充填剤等を添加しなくとも、その硬化物が十分強靱となり、透明な樹脂材を与えるアミノトリアジン化合物系のプレポリマー。【構成】撹拌装置、温度計、気体吹込管、留分追出用冷却管を備えたフラスコに、2-ヒドロキシエチルメタクリレート781g(6モル)、メラミン126g(1モル)、95重量%パラホルムアルデヒド189g(ホルムアルテ ゙ヒト ゙として6モル)、パラトルエンスルホン酸3.0g、ハイドロキノンモノメチルエーテル0.2gを加え、空気を吹込みながら昇温した。80〜100°Cにおいて、メラミンおよびパラホルムアルデヒドが2-ヒドロキシエチルメタクリレートに溶解した後、内温を105〜115°Cに保ちながら、水分の留出量が108g(6)になるまで反応した。得られたトリアジン環含有メタアクリレートプレポリマーは、20°Cでの粘度が2000cP、臭素価92.1(Brg/100g)、ガードナー着色度が5以下であった。
請求項(抜粋):
アミノトリアジン化合物、パラホルムアルデヒド、および2-ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートから合成され、次式(1)で表される平均分子量200〜8000のトリアジン環含有(メタ)アクリレートプレポリマー。式(1):【化1】ただし、n=1〜10である。R1は次式(2)で表される1価または多価の官能基群から1種または2種以上選択される官能基である。式(2):【化2】R2〜R5,R8,R9は、-CH2-,-CH2OCH2-で表される2価の官能基および水素基の群から1種または2種以上選択される官能基であり、その内、-CH2OCH2-はトリアジン環同士を結合するためのみの官能基である。R6,R7は、水酸基および式(3)を包含するエチレン性不飽和結合を有する官能基群から選ばれる1価の官能基で、R2〜R5,R8,R9の中で他のトリアジン環に結合しない-CH2-に、末端基として結合する。式(3):【化3】ただし、式(3)の官能基は分子中に少なくとも1つは存在し、そのR10は水素基および-CH3の群から選択される官能基である。
IPC (2件):
C08F 20/36 MMW ,  C08F 20/36 MMQ
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭48-067387
  • 特開昭49-014536

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