特許
J-GLOBAL ID:200903084759494614

触媒コンバータの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 窪田 卓美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-223476
公開番号(公開出願番号):特開平6-047285
出願日: 1992年07月30日
公開日(公表日): 1994年02月22日
要約:
【要約】【目的】 コアとそのコアを内装するシェルとからなる触媒コンバータにおいて、シェルが二重筒体からなると共に内部に真空部が形成されたものを量産的に提供すること。【構成】 波形プレート1と平坦プレート2との少なくとも一方の少なくとも一部にろう材が被着又は供給されたコアを有し、その外周に内筒5と外筒6とからなるシェル4が被着され、内筒5と外筒6との両端部が接触し、且つコア外周と内筒とが接触し、それらの接触部にろう材が介装されて組み立て工程が形成される。組み立てられた触媒コンバータが真空炉に挿入され、その炉内の真空により内外筒間に介在する気体を外部に取り出してから、コア及び内外筒の各接触部間に位置されたろう材を溶融し、次いで真空炉内でろう材を固化するコア焼き工程を設ける。【効果】 このような製造方法をとることにより、コアとシェルとを同時にろう付け固定すると共に、シェル内の真空引き工程を別個に設ける必要がなく、量産性がよく精度の高い触媒コンバータを提供できる。
請求項(抜粋):
夫々金属製の波形プレート(1)と平坦プレート(2)とが交互に接触して積層されたコア(3)と、該コア(3)が内装されるシェル(4)とを具備し、前記シェル(4)は両端が互いに気密に接合されて内部が真空に形成された内外筒よりなる、触媒コンバータの製造方法において、前記シェル(4)が構成される前記外筒(6)の両端を内筒(5)に接触して配置し、内筒(5)の内面に前記コア(3)の外面を接触して配置し、前記コア(3)が構成される少なくとも一方のプレートの少なくとも一部にろう材(7)が被着又は供給され、該コア(3)と前記内筒(5)の接触部及び前記内筒(5)と外筒(6)との前記接触部にろう材(7)が介在されてなる組み立て工程と、組み立てられた触媒コンバータを真空炉に挿入し、その炉内の真空によりまず前記内外筒間に介在する気体を外部に取り出してから、前記コア(3)及び内外筒の各接触部間に位置された前記ろう材(7)を溶融し、ついで真空炉内でろう材(7)を固化するコア焼き工程と、を具備することを特徴とする触媒コンバータの製造方法。
IPC (5件):
B01J 35/04 321 ,  B01J 35/04 301 ,  B01D 53/36 ,  B21D 47/00 ,  B23K 1/00 330

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