特許
J-GLOBAL ID:200903084765450475

ガスタービン翼の化学蒸着アルミナイズド被膜形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-003197
公開番号(公開出願番号):特開平9-195049
出願日: 1996年01月11日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】低い処理温度にて化学蒸着法によるAlコーティングを行うことができ、ガスタービン翼冷却孔内面の耐食性および耐酸化性を向上させる。ガスタービン翼が熱ダメージを受けにくく、材料の強度低下や性能低下が起こり難い最適温度で処理できるようにする。【解決手段】アルミニウムを主体とする金属原料を原料気化器22内に収容して加熱するとともに、その原料気化器に塩素系ガスを流入してAlCl3 ガスを生成させ、この生成したΑlCl3 ガスを、外部電気炉25で高温に加熱した反応容器26内に配置した溶湯器27内のアルミニウム溶湯28に減圧雰囲気中で吹き掛けて反応させることによりAlClガスを生成させ、ΑlCl3 ガスおよびΑlClガスを反応容器内に設置した被処理品としてのガスタービン翼29の冷却孔30に供給して、その冷却孔の内面に不均化反応による化学蒸着を行わせる。ガスタービン翼29の冷却孔30へのΑlCl3 ガスおよびΑlClガスの供給を、その冷却孔30の冷却媒体排出側30aから行うとともに、ガスの排出を、ガスタービン翼の冷却媒体流入側30bから行う。
請求項(抜粋):
アルミニウムを主体とする金属原料を原料気化器内に収容して加熱するとともに、その原料気化器に塩素系ガスを流入してAlCl3 ガスを生成させ、この生成したΑlCl3 ガスを、外部電気炉で高温に加熱した反応容器内に配置した溶湯器内のアルミニウム溶湯に減圧雰囲気中で吹き掛けて反応させることによりAlClガスを生成させ、ΑlCl3 ガスおよびΑlClガスを反応容器内に設置した被処理品としてのガスタービン翼の冷却孔に供給して、その冷却孔の内面に不均化反応による化学蒸着を行わせるガスタービン翼の化学蒸着アルミナイズド被膜形成方法であって、前記ガスタービン翼の冷却孔へのΑlCl3 ガスおよびΑlClガスの供給を、その冷却孔の冷却媒体排出側から行うとともに、当該ガスの排出を、ガスタービン翼の冷却媒体流入側から行うことを特徴とするガスタービン翼の化学蒸着アルミナイズド被膜形成方法。
IPC (3件):
C23C 16/08 ,  F01D 5/12 ,  F01D 5/28
FI (3件):
C23C 16/08 ,  F01D 5/12 ,  F01D 5/28
引用特許:
出願人引用 (4件)
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