特許
J-GLOBAL ID:200903084773019708
タービンのエーロフォイル
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
松本 研一
, 小倉 博
, 黒川 俊久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-052423
公開番号(公開出願番号):特開2006-242187
出願日: 2006年02月28日
公開日(公表日): 2006年09月14日
要約:
【課題】湾曲を画定する外部表面を有し、軸方向に延びる空気力学的外部表面の湾曲を有する前縁部(26)および軸方向に隔置された後縁部(28)とを含む、タービンエーロフォイル(22)を提供すること。【解決手段】複数の冷却孔(50)が、冷却回路(40)と流体連通するようにエーロフォイル(22)の外部表面に形成され、複数の冷却孔(50)の少なくともいくつかは、冷却回路(40)の下流に絞り部分(58)と、ディフューザ部分(51)とを有する。ディフューザ部分(51)の両側壁(53、54)および頂壁と底壁(55、56)のいずれか一方が、広がりが強化され、付着性が強化され、より乱流になりにくい冷却回路(40)からの冷却膜の流れを、それぞれの冷却孔(50)近傍のエーロフォイル(22)の下流表面に実現するための、ベル形の構造を有する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
湾曲を画定する外部表面を有するタービンエーロフォイル(22)であって、このタービンエーロフォイル(22)は、
(a)軸方向に延びる空気力学的外部表面の湾曲を有する前縁部(26)および軸方向に隔置された後縁部(28)と、
(b)翼根部(30)、並びに径方向に延びる翼幅軸に沿って隔置された翼端(32)と、
(c)正圧側の壁(34)、並びに側方に隔置された負圧側の壁(36)と、
(d)前記正圧側の壁(34)と前記負圧側の壁(36)の間に配置された、エーロフォイル(22)を冷却するために流体流(F)を送るための冷却回路(40)と、
(e)前記冷却回路(40)と流体連通するように、前記エーロフォイル(22)の前記外部表面に形成された複数の冷却孔(50)とを有し、
前記複数の冷却孔(50)の少なくともいくつかは、
(i)前記冷却回路(40)の下流位置の絞り部分(58)と、
(ii)前記絞り部分(58)の下流かつ前記エーロフォイル(22)の前記外部表面の上流に設けられたディフューザ部分(51)であって、前記外部表面上に冷却膜を出すための出口開口(52)を画成する、頂壁(55)と底壁(56)と両側壁(53、54)とを有し、
このタービンエーロフォイル(22)は、さらに、
(f)前記ディフューザ部分(51)の少なくとも、前記両側壁(53、54)と、前記頂壁および底壁(55、56)のいずれか一方は、下流で広がったベル形の構造を有することにより、前記冷却回路(40)からの前記冷却膜の流れが、それぞれの冷却孔(50)近傍の前記エーロフォイル(22)の下流表面において、広がりを強化され、付着性が強化され、より乱流になりにくくされたことを特徴とするタービンエーロフォイル(22)。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (3件):
3G002CA06
, 3G002CA07
, 3G002CB02
引用特許:
出願人引用 (8件)
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米国特許第6,287,075号
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米国特許第6,283,199号
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米国特許第5,683,600号
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米国特許第5,486,093号
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米国特許第4,650,949号
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米国特許第4,664,597号
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米国特許第4,684,323号
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米国特許第4,922,076号
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審査官引用 (3件)
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フィルム冷却構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-225464
出願人:ユナイテッドテクノロジーズコーポレイション
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特開昭62-168904
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特開昭54-063492
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