特許

J-GLOBAL ID：200903084778326285

車両懸架装置

発明者： 岩崎 克也
出願人/特許権者： 株式会社ユニシアジェックス
代理人 (1件)： 平田 義則 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-025119
公開番号（公開出願番号）：特開平8-216642
出願日： 1995年02月14日
公開日（公表日）： 1996年08月27日
要約：

【要約】【目的】 後輪側車両挙動を検出するためのセンサの省略によりシステム構成の簡略化による車載性の向上とシステムコストの低減化とを図ると共に、特に後輪側における車両挙動を正確に推定できて最適な制御力を発生させること。【構成】 減衰力特性変更手段aにより減衰力特性を変更可能なショックアブソーバb1 ,b2 と、左右各前輪側の車両挙動を検出する左右前輪側車両挙動検出手段c1 ,c2 と、左右各前輪側の車両挙動から路面入力を伝達経路とする上下方向の伝達関数および左右両前輪位置の車両挙動信号差に基づいて左右各後輪側タワー位置の車両挙動を求める左右後輪側車両挙動検出手段d1 ,d2 と、前輪側と後輪側の各車両挙動信号から前輪側および後輪側の制御信号を求める制御信号作成手段eと、前輪側制御信号と後輪側制御信号に基づき前輪側と後輪側ショックアブソーバb1 ,b2 の減衰力特性を制御する減衰力特性制御手段fと、を備える。

請求項（抜粋）：

車体側と各車輪側の間に介在されていて減衰力特性変更手段により減衰力特性を変更可能なショックアブソーバと、左右各前輪位置の車両挙動を検出する左右前輪側車両挙動検出手段と、左右前輪側車両挙動検出手段で検出された左右各前輪位置の車両挙動信号から路面入力を伝達経路とする上下方向の伝達関数および左右両前輪位置の車両挙動信号差に基づいて左右各後輪側タワー位置の車両挙動を求める左右後輪側車両挙動検出手段と、左右各前輪側車両挙動信号および左右各後輪側車両挙動信号から左右各前輪側制御信号と左右各後輪側制御信号を求める制御信号作成手段と、左右各前輪側制御信号と左右各後輪側制御信号に基づいて左右各前輪側ショックアブソーバと左右各後輪側ショックアブソーバの減衰力特性を制御する減衰力特性制御手段と、を備えたことを特徴とする車両懸架装置。