特許
J-GLOBAL ID:200903084785285969

ディジタル制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大岩 増雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-167603
公開番号(公開出願番号):特開平11-015502
出願日: 1997年06月24日
公開日(公表日): 1999年01月22日
要約:
【要約】【課題】 2つのCPU部(A系とB系)の一方に故障が発生し、他方の系に切り換えて制御を継続する場合、2つの系相互間で入力データの授受を不要とし、また、制御データが突変することなく制御対象の制御を維持する。【解決手段】 A系17およびB系18のそれぞれがプラント機器系50からの入力信号およびオペレータステーション10からの操作信号を受信し、常に2つの系で同じ制御演算を行う。例えばA系を制御状態、B系を待機状態とし、A系は制御演算結果を出力し、B系は制御結果を出力しない。自己診断手段171がA系の故障を検知すると、A系を制御状態から故障状態に切り換えると共に、B系を待機状態から制御状態に切り換える。2つの系は常に同一の制御演算をしているので、切り換えの際、入力信号の転送を必要とせず、また制御データの突変が無く制御対象の制御を安定に維持する。
請求項(抜粋):
計算機能を有し制御対象を制御する制御系を2系統備えると共に、上記制御系へ操作信号を送出するオペレータステーションを備えたディジタル制御装置において、上記両制御系の各々が、上記制御対象からの入力データとオペレータステーションからの操作信号とを受信して、上記両制御系で同じ制御演算を実行し、上記両制御系のいずれか一方の制御系は制御演算結果の制御データを出力して上記制御対象を制御する制御状態とする共に、他方の制御系は制御演算結果を出力しない待機状態とし、且つ、制御状態の制御系を待機状態に、待機状態の制御系を制御状態に切り換え可能としたことを特徴とするディジタル制御装置。
IPC (3件):
G05B 9/03 ,  G05B 23/02 ,  G06F 11/20 310
FI (3件):
G05B 9/03 ,  G05B 23/02 C ,  G06F 11/20 310 A

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