特許
J-GLOBAL ID:200903084786481133

気体状または液体状試料中の少なくとも1化学成分の定量方法および同方法のためのセンサ層

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-282435
公開番号(公開出願番号):特開平10-123056
出願日: 1997年10月16日
公開日(公表日): 1998年05月15日
要約:
【要約】【課題】 相当数の供与体分子と受容体分子との空間的近接性を実現するための特にコスト高な化学的合成段階ならびに不都合な界面効果の影響が共に回避されるセンサ層を提案すること。【解決手段】 ルミノフォアとクロモフォアとして電荷の異なったイオン性物質を採用し、前記物質が被定量化学成分にとって透過可能なマトリックス中にイオン対の形で存在せしめる。
請求項(抜粋):
気体状または液体状試料中の少なくとも1化学成分を定量するためのセンサ層において、前記センサ層は吸収スペクトルの変化によって直接的または間接的に測定される前記成分と反応するクロモフォアと、測定される前記成分に対して感応しないルミノフォアとを有し、前記ルミノフォアの発光スペクトルが少なくとも部分的に前記クロモフォアの吸収スペクトルと重なり合い、前記ルミノフォアと前記クロモフォアとの間のエネルギー伝達が少なくとも前記ルミノフォアの発光特性を可測的に変化させるように構成されたものであって、前記ルミノフォア(L)と前記クロモフォア(Γ)とが電荷の異なったイオン性物質であり、前記イオン性物質は被測定化学成分が透過可能なマトリックス中にイオン対の形で存在することを特徴とするセンサ層。

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