特許
J-GLOBAL ID:200903084787173106

顔料分散体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-107543
公開番号(公開出願番号):特開平5-301037
出願日: 1992年04月27日
公開日(公表日): 1993年11月16日
要約:
【要約】【目的】 顔料含有水性湿潤ケーキの顔料含有濃度が、広範囲で使用でき、原料を多量に仕込むことができ、顔料分散体の製造が簡単で、相置換工程、脱水工程、後処理工程を短時間で効率的に低動力で行うことができる、均一で含水率が低い高濃度の顔料分散体を得る。【構成】 容器内に液状の疎水性有機媒体と顔料含有水性湿潤ケーキとを収容し、その容器に蓋を装着して容器内を気密とし、この状態で、前記第1撹拌手段および容器を低速で相互に逆方向に回転駆動させ、もしくは第1撹拌手段および容器のうちいずれか一方を低速で回転駆動させるとともに、前記第2撹拌翼を、回転される容器または第1撹拌手段の回転方向とは逆方向に高速で回転駆動させて撹拌しながらフラッシングし、このフラッシングによって発生した置換水を前記容器内から除去した後、残存水を減圧下で撹拌しながら脱水する。
請求項(抜粋):
顔料含有水性湿潤ケーキから顔料分散体を製造する方法において、上方に開口する水平断面が円形の容器内に、その容器と同軸を成しかつ容器の内壁と僅かな間隔をあけて配置される第1撹拌翼と、容器および第1撹拌手段の共通な軸線から偏心した軸線を有する第2撹拌手段とを設け、前記容器内に液状の疎水性有機媒体と顔料含有水性湿潤ケーキとを収容し、その容器に蓋を装着して容器内を気密とし、この状態で、前記第1撹拌手段および容器を低速で相互に逆方向に回転駆動させ、もしくは第1撹拌手段および容器のうちいずれか一方を低速で回転駆動させるとともに、前記第2撹拌翼を、回転される容器または第1撹拌手段の回転方向とは逆方向に高速で回転駆動させて撹拌しながらフラッシングし、このフラッシングによって発生した置換水を前記容器内から除去した後、残存水を減圧下で撹拌しながら脱水することを特徴とする顔料分散体の製造方法。

前のページに戻る