ICプリペイドカードシステム

発明者： , , , , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：草野卓
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-249294
公開番号（公開出願番号）：特開平6-103426
出願日： 1992年09月18日
公開日（公表日）： 1994年04月15日
要約：

【要約】 (修正有)【目的】通信上の暗号化が破れても情報改ざんによる不正を防止する。【構成】 ICカード6をICカード端末1に挿入すると、カード公開鍵nU、カード識別番号IDU、及びセンタのデジタル署名SA(nU*IDU)が端末1へ送られる。端末1は公開鍵nAで検証し、正しければ認証OKをICカード6へ送る。ICカード6は金額V、及びこれに対するカード鍵pU,qUで作成したデジタル署名SU(V)を端末1へ送る。端末1は全額Vがサービス料金以上であることを確認すると、OKをICカード6へ送り、サービスの開始を許す。そのサービスが終了すると、端末1は金額Vからサービス料金を差し引き、残り金額V′、端末鍵pT,qTで作成したデジタル署名ST(V′*IDU)端末公開鍵nT、端末識別番号IDT及びセンタのデジタル署名SA(nT*IDT)をICカード6へ送る。ICカード6は受信した署名を検証し、共に正しければ残り金額V′を記憶する。

請求項（抜粋）：

デジタル署名を検証するためのマスタ公開鍵nA、端末がデジタル署名するための端末鍵pT,qT、端末識別情報IDT、端末のデジタル署名を検証するための端末公開鍵nT、前記識別情報IDT及び前記端末公開鍵nTを含む情報に対するマスタ鍵によるデジタル署名第1SAを記憶したメモリと、受信したデジタル署名第2SAを前記公開鍵nAで検証し、正しければ認証通知をICカードへ送信する手段と、受信したデジタル署名SUをカード公開鍵nUで検証し、正当な金額情報Vであり、かつその金額が充分であればサービスを開始させる手段と、そのサービスが終了すると、そのサービスに要した料金を前記金額情報Vから差し引いた金額情報V′及びカード識別情報IDUを含む情報に対する前記端末鍵によるデジタル署名STを作成する手段と、前記ST、前記V′、前記第1SA、前記nT、前記IDTをICカードへ送信する手段と、を具備するICカード端末と、前記マスタ公開鍵nA、ICカードがデジタル署名をするためのカード鍵pU,qU、前記カード識別情報IDUカードのデジタル署名を検証するための前記カード公開鍵nU、前記識別情報IDU及び前記カード公開鍵nUを含む情報に対する前記マスタ鍵によるデジタル署名第2SA、前記金額情報V、その金額情報V及び前記カード識別情報IDUを含む情報に対する前記マスタ鍵によるデジタル署名第3SAを記憶したメモリと、ICカードがICカード端末に挿入されると、前記公開鍵nUと、前記識別情報IDUと、前記デジタル署名第2SAとを前記ICカード端末へ送信する手段と、前記金額情報Vを含む情報に対する前記カード鍵による前記デジタル署名SUを作成する手段と、前記ICカード端末から前記認証通知を受信すると前記金額情報V及び前記デジタル署名SUを前記ICカード端末へ送信する手段と、受信した前記デジタル署名第1SA及びSTをそれぞれ前記公開鍵nA、nTによって検証し、正当であれば、その金額情報V′を前記メモリに記憶する手段と、を具備するICカードと、よりなるICプリペイドカードシステム。

IPC (4件)：

G06K 17/00 , B42D 15/10 501 , G06F 15/00 330 , G06F 15/21 340

引用特許：

審査官引用 (4件)

特開平2-044389
特開平4-118777
特開平2-100164

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