特許
J-GLOBAL ID:200903084790244413

樹脂管用継手のシールリング及び該シールリングを用いた樹脂管と継手本体との接続構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-002568
公開番号(公開出願番号):特開平6-207694
出願日: 1993年01月11日
公開日(公表日): 1994年07月26日
要約:
【要約】【目的】 継手本体側とのシール作用を損なうことなく、樹脂管とのシール作用及び固定も容易かつ確実に行う。【構成】 シールリング1は一端側から所定距離が肉厚一定の円筒部35で、円筒部35からほぼ中央までは肉厚が徐々に大きくなるテーパ状の継手側テーパ部37である。一方、反対側の端部から中央までもテーパ状で袋ナット側テーパ部39である。継手側テーパ部37と袋ナット側テーパ部39との間には、その外周面において円周方向に沿った溝41が設けられている。そして、袋ナット側テーパ部39の先端部から溝41にかけて4つの切込み43が設けられ、袋ナット側テーパ部39を4片に分割している。また、円筒部35の端部には径方向内側へ鍔状に張り出したストッパ部31が形成され、ストッパ部31にはシールリング1の軸方向内側に突出した突起33が全周にわたり環状に形成されている。
請求項(抜粋):
樹脂管の端部を継手本体に嵌め入れた状態で、上記継手本体の外周面に設けられたねじ部に上記樹脂管側から袋ナットを螺合させることにより、上記樹脂管と上記継手本体とを接続する際に、上記樹脂管端部の外周に嵌合されかつ上記継手本体の端面と袋ナットの内壁面との間に介装されるシールリングであり、断面は外周側に突出する略三角形状に形成され、上記樹脂管の外周に嵌合させて上記袋ナットを螺合させた際、上記継手本体の端面側に位置するテーパ部が上記継手本体の端面に当接してシールが可能に構成された樹脂管用継手のシールリングであって、上記継手本体の端面側のテーパ部と上記袋ナットの内壁面側のテーパ部との間の外周面において、円周方向に沿って設けられた溝と、上記袋ナット内壁面側のテーパ部の端部から上記溝にかけて設けられ、上記袋ナット内壁面側のテーパ部を2片以上に分割する切込みと、上記継手本体の端面側のテーパ部の端部より径方向内側へ鍔状に張り出すよう設けられたストッパ部と、該ストッパ部より軸方向内側へ向かって環状に突出した突起と、を備え、上記袋ナットを螺合する際の押圧力によって、上記2片以上に分割された袋ナット内壁面側テーパ部が上記溝部分から内周側に移動可能に構成したことを特徴とする樹脂管用継手のシールリング。
IPC (3件):
F16L 33/22 ,  F16L 19/08 ,  F16L 47/04

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