特許
J-GLOBAL ID:200903084795043017

自動変速機におけるワンウェイクラッチの支持装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 健二 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-086628
公開番号(公開出願番号):特開平10-281264
出願日: 1997年04月04日
公開日(公表日): 1998年10月23日
要約:
【要約】【課題】部品点数と加工工数との各削減で自動変速機のコンパクト化、軽量化、コスト低減化を図り、ワンウェイクラッチの作動確実性と耐久性とを向上する。【解決手段】ケース15の内周側の第1および第2のスプライン溝23,24の間に、段部25が形成されている。第2ワンウェイクラッチF2のアウタレース22が第1のスプライン溝23に嵌合され、スナップリング26で、その前端が軸方向前方に規制され、かつ第3のブレーキB3のバッフルプレート27が軸方向後方に規制される。また段部25で、第2のブレーキB2のバッフルプレート29が軸方向前方に規制され、かつバッフルプレート29で、アウタレース22の後端が軸方向後方に規制されている。更に両バッフルプレート27,29は、リターンスプリン28,30のリテーナとしても兼用されている。これにより、部品点数削減と加工工数削減によるコスト低減が図れる。またワンウェイクラッチF2の作動を確実にし、かつ耐久性を向上できる。
請求項(抜粋):
歯車要素の回転を規制する多板摩擦係合要素とワンウェイクラッチとを備えている自動変速機において、前記自動変速機のケースの内周側に軸方向に設けられ、前記ワンウェイクラッチのアウタレースがスプライン嵌合された第1のスプライン溝と、前記自動変速機のケースの内周側に前記第1のスプライン溝に軸方向に隣接して設けられ、前記多板摩擦係合要素の所定の摩擦板がスプライン嵌合された第2のスプライン溝と、前記第1および第2のスプライン溝の間に設けられ、前記第2のスプライン溝にスプライン嵌合された前記多板摩擦係合要素のバッフルプレートを第1の軸方向に規制する段部と、前記第1のスプライン溝に装着されたスナップリングとを備え、前記ワンウェイクラッチのアウタレースの一端側が前記スナップリングにより前記第1の軸方向に規制されているとともに、前記アウタレースの他端側が前記バッフルプレートにより前記第2の軸方向に規制されていることを特徴とする自動変速機におけるワンウェイクラッチの支持装置。
IPC (2件):
F16H 57/02 501 ,  F16H 3/62
FI (2件):
F16H 57/02 501 Z ,  F16H 3/62 Z

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