特許
J-GLOBAL ID:200903084800653155

円筒状孔開け工具の装着構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-226123
公開番号(公開出願番号):特開平8-090325
出願日: 1994年09月21日
公開日(公表日): 1996年04月09日
要約:
【要約】【目的】 ねじを用いない簡単な構造で、工具取付部に対する円筒状孔開け工具の着脱作業を容易にする。【構成】 円筒状孔開け工具12に、ドライブカラー10に外嵌される円筒状嵌合部47を設ける。この円筒状嵌合部47に軸方向部と周方向部とからなる抜け止め用切欠部50を形成する。上記ドライブカラー10に、係止位置と退避位置との間で軸方向に移動する係止部材30と、複数の突起42とを設け、この突起42の上記軸方向部から周方向部への侵入により、円筒状嵌合部47の抜けを規制し、このとき上記係止部材30を上記軸方向部に侵入させることにより、円筒状孔開け工具12とドライブカラー10との相対回転を規制する。
請求項(抜粋):
駆動源に連結された工具取付部に円筒状孔開け工具を着脱可能に装着するための円筒状孔開け工具の装着構造において、上記円筒状孔開け工具のつけ根部に上記工具取付部の外周面の軸方向の一部に嵌合される円筒状嵌合部を設け、この円筒状嵌合部に、その端部から軸方向に切り込む軸方向部とこの軸方向部の終端から周方向に切り込む周方向部とからなる抜け止め用切欠部を形成し、かつ、上記端部から軸方向に切り込む回転止め用切欠部を形成する一方、上記工具取付部に、上記円筒状嵌合部が嵌合される嵌合部分と嵌合されない非嵌合部分との双方にまたがる軸方向の係止孔を設け、この係止孔内に、上記嵌合部分と非嵌合部分とにまたがる係止位置と上記嵌合部分から退避する退避位置との間で移動可能に係止部材を設け、この係止部材を上記嵌合部分側に付勢する付勢手段を備え、上記工具取付部の外周面の上記嵌合部分において互いに周方向に異なる位置から径方向外側に突起を突出させるとともに、この突起が上記抜け止め用切欠部内に侵入可能となるように抜け止め用切欠部の幅寸法を設定し、上記係止部材が上記回転止め用切欠部内に侵入可能となるように回転止め用切欠部の幅寸法を設定し、上記突起が上記抜け止め用切欠部の周方向部に侵入した状態で上記係止部材が上記回転止め用切欠部に侵入可能となるように上記突起と係止部材及び係止孔との相対位置を設定したことを特徴とする円筒状孔開け工具の装着構造。

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