特許
J-GLOBAL ID:200903084811941160

ブレーキシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-220433
公開番号(公開出願番号):特開平8-080828
出願日: 1994年09月14日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【目的】アンチロック/トラクション型ブレーキシステムにおいて、トラクション制御機能を確保しつつ、ブレーキ操作の解除時にブレーキシリンダ内のブレーキ液が迅速にマスタシリンダに戻るようにする。【構成】通常ブレーキ状態では開状態、アンチロック制御状態およびトラクション制御状態では閉状態に切り換わるマスタシリンダカット弁30にバイパス通路32を接続し、そのバイパス通路32に、アンチロック制御状態では単なる逆止弁として機能し、トラクション制御状態ではポンプ76用のリリーフ弁として機能する電磁流通制御弁34を設ける。ブレーキ操作の解除時にはブレーキシリンダ22,26内のブレーキ液がマスタシリンダカット弁30を経た経路と電磁流通制御弁34を経た経路との双方を経てマスタシリンダ10に迅速に戻る。
請求項(抜粋):
マスタシリンダから延びて駆動車輪のブレーキシリンダに至る主通路に、マスタシリンダとブレーキシリンダとの間のブレーキ液の流通状態を制御する電磁弁が設けられ、主通路のうちその電磁弁とブレーキシリンダとの間の部分に、少なくともトラクション制御状態で液圧を電気的に発生させる電気的液圧発生装置が接続され、前記電磁弁をバイパスするバイパス通路に、通常ブレーキ状態とアンチロック制御状態との少なくとも一方ではマスタシリンダからブレーキシリンダに向かう向きのブレーキ液の流れは阻止するがその逆向きの流れは実質的に0である開弁圧以上で許容し、トラクション制御状態ではマスタシリンダからブレーキシリンダに向かう向きのブレーキ液の流れは阻止するがその逆向きの流れは実質的に0でない開弁圧以上で許容することによってブレーキシリンダの液圧が設定リリーフ圧を超えることを防止する流通制御装置が設けられ、コントローラが前記電磁弁を含む電磁液圧制御装置を制御することにより、車両制動時には駆動車輪がロックすることを防止するアンチロック制御、車両駆動時には駆動車輪が空転することを防止するトラクション制御を実行することを特徴とするブレーキシステム。
IPC (2件):
B60T 8/48 ,  B60T 8/58

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