特許
J-GLOBAL ID:200903084813200443

画像符号化方法および画像復号化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-278628
公開番号(公開出願番号):特開平9-121359
出願日: 1995年10月26日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】【課題】 算術符号を用いて伝送値を符号化する際、使用する確率テーブルが不適合の場合に圧縮効率が低下するという問題が発生する。【解決手段】 符号化側および再生側にとって既知である複数の確率モデルの中から数フレームまたはフィールドにつき1つのモデルを選択し、その選択されたモデルに対応する確率テーブルを用いて伝送値の符号化を行う。【効果】 各フレームの統計的性質に近似した確率モデルに対応する確率テーブルを用いて伝送値の算術符号化を行うことが可能となり、符号化情報量を抑制することができる。
請求項(抜粋):
差分動きベクトルの水平、垂直成分を符号化するにあたり、差分動きベクトルの1成分を1元情報源とし、その符号化対象となる所定数の事象を情報源シンボルとし、差分動きベクトルの各成分をMフレームまたはMフィールド(Mは正の実数)に渡って追跡し、そのシンボル系列の対して各シンボルの出現頻度を算出し、そのうちK個(Kは正の整数)のシンボルの出現頻度のみを用いて、符号化側および復号化側にとって既知であるN個(Nは2以上の正の整数)の確率モデルの選択肢の中から、MフレームまたはMフィールドにつき1つのモデルを選択し、その選択モデル番号を符号化し、続いて選択した確率モデルと対応した符号化テーブルを用いて、MフレームまたはMフィールド内で発生する差分動きベクトル成分のシンボル系列をエントロピー符号化することを特徴とする画像符号化方法。
IPC (2件):
H04N 7/32 ,  H03M 7/36
FI (2件):
H04N 7/137 Z ,  H03M 7/36

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