特許
J-GLOBAL ID:200903084816780360

焼結鉱の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 憲治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-075644
公開番号(公開出願番号):特開平5-239560
出願日: 1992年02月27日
公開日(公表日): 1993年09月17日
要約:
【要約】【目的】 鉄鉱石の焼結を行うさいに,微粉鉱石を配合しかつ炭材の添加量を削減しても歩留が悪化することなく焼結鉱の生産性を向上させる。【構成】 0.125mm以下の粒子が70重量%以上含まれる微粉鉱石を他の焼結主原料,焼結副原料および炭材と共に焼結原料中に配合する焼結鉱の製造方法において,該微粉鉱石を焼結主副原料の一部および炭材と共に事前造粒し,また別途に残余の焼結原料を混合造粒し,前者の事前造粒物と後者の混合造粒物とを,互いに混合する処理を経ることなく,それぞれ焼結機のサージホッパーに直接搬入すること,そして,前者の事前造粒のさいに配合する炭材量Mc<SB>1</SB>と後者の混合造粒時に配合する炭材量Mc<SB>2</SB>とを下式(1) を満足するように調整することを特徴とする。Mc<SB>1</SB>/(Mp<SB>F</SB>+Ms<SB>F1</SB>) <Mc<SB>2</SB>/Ms<SB>F2</SB> ・・・(1)但し, Mp<SB>F</SB>は事前造粒物の微粉鉱石配合量,Ms<SB>F1</SB>は事前造粒物の焼結主副原料配合量,Ms<SB>F2</SB>は混合造粒時物の焼結主副原料配合量である。
請求項(抜粋):
0.125mm以下の粒子が70重量%以上含まれる微粉鉱石を他の焼結主原料,焼結副原料および炭材と共に焼結原料中に配合する焼結鉱の製造方法において,該微粉鉱石を焼結主副原料の一部および炭材と共に事前造粒し,また別途に残余の焼結原料を混合造粒し,前者の事前造粒物と後者の混合造粒物とを,互いに混合する処理を経ることなく,それぞれ焼結機のサージホッパーに直接搬入すること,および前者の事前造粒のさいに配合する炭材量Mc<SB>1</SB>と後者の混合造粒時に配合する炭材量Mc<SB>2</SB>とを下式(1) を満足するように調整すること,を特徴とする焼結鉱の製造方法,Mc<SB>1</SB>/(Mp<SB>F</SB>+Ms<SB>F1</SB>) <Mc<SB>2</SB>/Ms<SB>F2</SB> ・・・(1)但し, Mp<SB>F</SB>は事前造粒物の微粉鉱石配合量,Ms<SB>F1</SB>は事前造粒物の焼結主副原料配合量,Ms<SB>F2</SB>は混合造粒時物の焼結主副原料配合量であり,量の単位は重量である。

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